(リビングコープにいた可愛い子。ねこ吉はこういう小鳥に弱い。)
今日は洋裁の日。
バス停までの暑いこと、暑いこと。
バス停には、9月21日からの「減便および時間変更のお知らせ」が貼ってあった。
9時以降、1時間に2便になるって。運転手不足か?
洋裁教室に来ていたみんなが、いつまでも続く暑さにゲンナリしていた。
次のお稽古の日には涼しくなっているかしら・・・。
さて、「ラストマイル」を見て思い出した事を書いておきます。
松戸に住んでいた頃、約30年以上前の話・・・。
お中元やお歳暮を配達してもらう事はあっても、通販などはほとんどなかったと思う。
配達されても留守なら、隣近所の人が預かった。
留守中、我が家に来た荷物を預かってもらって、後で届けてもらったり、反対に隣近所の人の荷物も預かった。
代わりに預かったときは、食べ物の時はよくお裾分けも頂いた。
我が家も預かってもらったら、お裾分けをした。
当時、たぬ吉は芸能記者。バブリーな時代だったので色々な物を各所から頂いた。
お隣のKさん宅に預かってもらった「劇団四季」からのお歳暮、箱を開けたら泥だらけのネギだった。
「何これ?汚ったないネギやわ。」
早速、もらったネギを隣に持ってお礼を言いに行った。
「たくさんもらったから、どうぞ食べてください。」といったら、
Kさんは、
「ねこ吉さん、これ下仁田ネギでとても美味しいんですよ。こんなにたくさんすいません。」と言われた。
ねこ吉は、下仁田ネギを知らなかった。
すき焼きにいれたらトロトロで美味しかった。
こんなに美味しいなら、あんなにたくさんあげなきゃよかったわ。後悔先に立たず。
関西では下仁田ネギを見ることはほとんどなく、年末僅かにスーパーに並ぶ時がある。
一本が信じられない値段で・・・。
届いた荷物を隣近所で預かるなど、今では考えられないことだ。
お裾分けのやり取りも。
遠い昔のお話です。