ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

摂丹模試

2019-12-12 21:38:00 | 思い出



今日、2号線を歩いていると、街路樹のイチョウの木が黄葉した葉をほとんど落としていた。
「冬が来たな。」と思わせる風情。

イチョウの木を見ていると、高校時代に受けさせられた実力テスト「摂丹模試」を思い出した。




「摂丹模試」の摂とは、摂津地方、丹とは丹後地方で主に受けていた実力テストらしい。
たぬ吉は大阪の高校だったので、知らなかったって。
西宮に住む従兄が、「摂丹模試」に難儀していたと言っていた。

ねこ吉の高校など国公立大学に行ける人などほとんどいない。
まして文系女子のねこ吉など、摂丹模試の数学など必要ないので、ほとんど白紙の答案用紙を前に、如何に時間をやり過ごそうか毎回苦労していた。

「Xを◯◯とする。」と一行書いたら、後は解けない。
0点を取ったこともある。
初めて取った時はショックだったけど、慣れとは恐ろしいもの。
いい時で15点くらい。
一桁もよく取った。

英語も酷いもので、数学よりちょっとマシ。って感じ。

国語も大したことはないけど、3科目では一番マシだった。
少なくとも問題に取り組もうという姿勢はあった。

どんな問題だったか忘れたけど、詩だったかもしれない。

「坊主の季節がやってきた。」

という問題文があって、それは木々が葉を落として冬が来ることを表していた。

珍しく問題と相性が良かったらしく、その時のテストは点数が良かった。

50年以上経ったのに、「坊主の季節がやってきた。」というフレーズだけは覚えてる。

そして、葉を落としたイチョウの木を見ると、「摂丹模試」を思い出すのである。

子供達の高校時代は、実力テストと言っていたようだから、何時ごろまで「摂丹模試」はあったんだろうか・・・。







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