寝転んで空を見る

山高きを厭わず 海深きを厭わない

丹沢表尾根縦走

2010年06月03日 | その他の山

この初夏、金時山に続き丹沢表尾根縦走をしてきました。

丹沢山地は神奈川県の面積の内1/6を占める山々です。

先ず小田急線で秦野駅に行き、そこでヤビツ峠行きのバスに乗り換えます。

バスに揺られ9時頃ヤビツ峠に到着。(イヤもうホントに揺られて・・・運転手さんシフトチェンジもっと丁寧に!)

Img_0603 ヤビツ峠のバス停

ここが今回の縦走のスタート地点になります。(大山詣での大山にここから登る方たちも多いです)

今回のルート及び、標準コースタイムは以下。

ヤビツ峠→130ニノ塔→15三ノ塔→25烏尾山→30行者岳→25新大日→40塔ノ岳

ここから下山が始まり、塔ノ岳→10金冷シノ頭→10花立→15天神平→10子草平→110大倉(戸川公園)歩行距離14.5km。歩行時間5:40分だそうです。

 

スタート!最初は県道70号線を歩いていきます。

Img_0604単独行の『山スカート』の女性に出会う!

増えてきましたねー、スカートの山女さん達が!

俺の大好きで尊敬する「四角友里さん」のお陰かな?

友里さんの様な純粋で可愛らしい女性が山に増えてくれるのは嬉しい限り!

このスカートの女性、綺麗な人でした。

色白の「壇れい」さんみたいな・・・、山で出会った女性の中では、一番綺麗な女性だったかも・・・!

勝手に、ミス山女に認定!(笑)

マジで、山にお洒落な女性が増えるのは大・大!大歓迎!(山に登る楽しみが増えるってもんだ)

 

70号線を進み富士見山荘の所を左折し菩提峠を登って行く・・・そう秦野市観光協会のHPには書いてあるけど・・・左折し直ぐ右手に「塔ノ岳」と表示のある登山道がある。

?と思いながらも、その登山道には入らずHPの説明の通り進んでいく(前回の時もHPの通りのルートで登ったからね)

でも、皆「塔ノ岳」の表示のある登山道を登っていく・・・。

俺一人菩薩峠を進み前回登った登山道を上がって行く事に・・・。

でもこちらの登山道、HPには表示が有る旨を書いてあるが、

前回(2~3年前)の時から表示なんて無いんです(笑)

まあ、間違いでは無いのは解っているから、その登山道を登っていきます。

Img_0606 こんな所です・・・。

この道、一気にニノ塔の山頂まで登るので斜度が急だし(ヤビツ峠761m→ニノ塔1144m)御覧の通り展望が良くない為、疲れます。

「前回も今回もこの道で人に会わないな~?」何て思いながら登っていましたが・・・。

途中で気が付きました!

「これ、旧登山道だな・・・」ってね・・・。

ひたすら登って行き・・・。

Img_0611 ニノ塔1,444m

皆さんと違うルートからガサゴソと・・・笹を掻き分けながら

10時15分ニノ塔1,444m登頂・・・(笑)。

この登山道は遠回りだった様で、俺より後に登りだした人達が先に山頂にいる・・・。

Img_0612 ニノ塔から次の目標、三ノ塔をみる。

此処からは稜線歩きになるので、登ったり下ったりの繰り返しになります。

稜線は気持ち良い!

風が涼しいし山々や木々の美しさ、空の青と雲の白さが元気をくれる。

Img_0670 眼にしたカエデ。

新緑のカエデは美しい!!

Img_0667 トウゴクミツバツツジと言うのだそうです。

 

躑躅のピンクが木々の緑の中に点在し、眼を喜ばせてくれます。

ニノ塔から一度下り三ノ塔へ登って行きます。

Img_0614 三ノ塔1,205m

10時半、三ノ塔山頂に到着。

山頂から後半の新大日・塔ノ岳の尾根が見えます。

Img_0616_3

↑後半はこの尾根を歩きます。

Img_0619 尾根を眺めてみる

↓写真、烏尾山1,136m→行者岳1,209mを目指します(烏尾山で撮影し忘れた・・・)

Img_0624

Img_0626 行者岳1,139m

行者岳は名前から察する通りちょっとした岩場が数箇所あります。

Img_0627

Img_0631新大日を見る

行者岳の岩場を下り次の目標新大日を登って行きます。

Img_0636 新大日1,340m

12時4分、新大日山頂到着。

腹減ったので、おにぎり(梅干)を一個食べ、塔ノ岳を目指します。

因みに行動食として時々、飴玉をなめながら登りました。

 

塔ノ岳山頂少し手前で、何かの気配を感じた俺は・・・。

ベジタリアンな彼を発見!

Img_0643 まだ角袋の状態ですね。

後から登ってくる人達に鹿の存在を教えたり、山頂手前で女性登山者(ソロ)と話し込んだりで、時間を食ってしまった。

Img_0644_2

↑頂上直下で振り返る

左手手前が新大日、右手奥が三ノ塔。

この方達は鹿を見て微笑んでます。山躑躅が点在しているのが確認できますね。

Img_0646 塔ノ岳1,491m

12時40分塔ノ岳山頂に到着!

これの上に登り写真撮ろうかと思ったけど、辞めといた(笑)

Img_0649_2

Img_0651_2

天気が良いと横浜の町が見えるそうです。

ランドマークタワーとかもね。

Img_0654

槍ヶ岳なんかも見えるらしいけど・・・ホントかよ(笑)!

よっぽど空気が澄んでないとだろう?

この日、相模湾が見えなかったのが残念。

Img_0657_2

山頂では残りのおにぎり(3個)をたべて、何時もの様に寝転んでDewや秦基博の曲を聴いていました。

昼寝もしたぜぇ~!最高!

山頂を満喫して14時15分過ぎ、下山開始。

すると・・・今度は、ベジタリアンな彼女と出会いました。

Img_0666

前回は鹿には会えなかったな~糞はいっぱいだったが・・・(笑)

今回は糞は無かった、時期によるのかな?(前回は2~3年前の秋口)

あと、蛇に遭遇しました。

前回は大きな青大将!今回はヤマカガシ!

写真とろうと捕まえようとしたけど土手の上に居たので逃してしまった。

俺とした事が不覚・・・!

 

この縦走の最後はひたすらの下山になります。

この下山道がまた、石がゴロゴロしてるし、段差があったりで、ローキックの様に効いて来ます。

しかも、植林された杉林の中なので展望ゼロです(雑木林って、でぇ~きらいなんだ!)

永遠と続く下山道を下り16時過ぎに大倉(戸川公園)に到着!

Img_0677戸川公園のつり橋

右手奥が三ノ塔だと思う・・・(笑)

いや~ここの下山道キツイわ~!展望ゼロってのがキツイ!

北アルプスとかだと景色が素晴らしいから疲れを感じないのになー!

でも、前回と違い天気が良くて良かった。

綺麗な景色が見れて満足。

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丹沢・・・ありがとう!


金時山

2010年05月04日 | その他の山

5月3日、まさかり担いで金太郎~♪の金時山に登って来ました。

気軽に登れて展望バッチリの金時山は4度目かな。

 

金時山(1212.5m)は箱根の山のひとつで、神奈川と静岡の境にあり富士箱根伊豆国立公園に指定されています。

金太郎(坂田公時)が源頼光の家来になる前、幼少期を過ごした場所との伝説の残る山です。

 

今回は仙石から登ってみました。

天気は晴れの予報でしたがチョッと薄曇な感じです。

先ず電車で小田原に行きます。真っ白な富士山が見えてテンションMAX!(てか、小田急線の車両が赤くなっててビックリした(笑)

そこから箱根登山鉄道で皆さんご存知、箱根へ!

温泉で有名な箱根七湯の玄関口「箱根湯元」へ行き、金時山ハイキングパス1300円を購入して箱根登山バスに乗り変えます。

そして「仙石」バス停で下車。

仙石バス停で下車したら登山道へ向かいます。

さあBGMスタートです(1/6の夢旅人 笑)

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ゴールデンウィークって事で、駅は凄い人でした。

上の写真は仙石バス停から見た金時山です。

Img_0516

この細長いのは金時山ではありません!電柱です(笑)

仙石バス停から10分~15分程度歩くと二箇所の登山道入り口があります。

初めて金時山に登られる方はバスを降車後、国道138(旧箱根街道)をバス進行方向に徒歩10~15分ほど行き、国道138右手の『金時神社』脇からのコースをお勧めします。(バス停「金時山登山口」からの道は少々わかりにくいので・・・)

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さあ!スタートです。

このコースの平均タイムは70分だそうです。

距離は短いですが、登山道の傾斜がきつい為、なめたらイカンゼヨ!

陸上競技に例えるなら10~20km走るのでは無く、400m走な感じです。

暫くはこんな感じの道をのぼります↓

Img_0476

20分くらい登ったかな?

こんな所に出ます↓

Img_0480 茶屋の跡だったと思う・・・。

こうして自分を写して見ると思うんだけど・・・、デジカメの写真をPCに入れて見ると画像が若干上下につぶれるのは何故なんだろ?

デジカメの液晶やTVに繋いでみると普通なのにおかしい。

PCのディスプレイのせいなのかな?

だからブログをやっている知人女性は自分の写真を載せるのがイヤなのだそうな・・・(短足で太って見えるからだって)

ドンマイ!(笑)

いや、君はスタイル良いし美人なんだから気にすることないさ。

↑写真の左上に見えるのが金時山のPEAK!

更に少し登ると見晴らしの良い場所に出ます。

Img_0488 ヤッホー!

立ちションしてる訳じゃ無いよ!(爽快そうだ 笑)

写真じゃわからないかな?芦ノ湖が見えます。

Img_0486 高いとこから見下ろすの大好きです(笑)

暑くって汗だくの体に風が気持ち良いんだ!これが!

下山時ここで帽子を飛ばされた女性に「俺が取ってきますよ」って取りに行った時

こけてしまって、ちょっと恥ずかしかった(笑)

ここ滑りやすい急斜面で吹き上げの風が強くてね!

コケタと言っても膝や尻餅を付いた訳では無いけどね。

Img_0489Img_0485_2 

この写真、小涌谷がみえますね。

 

更に登っていきます。 

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頂上まで残り1/3位から・・・

Img_0492

なんと大渋滞!

凄い人の数でビックリした。

流石ゴールデンな日。

で・・・最後の岩場を登ると・・・・

 

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富士山ど~ん! 人うじゃうじゃ(笑)

コレコレ!この展望と、70分程度で登れるお手軽さがこの山の魅力であり

人気の秘密なんだよね! ホント良い山だよ。

因みに頂上まで51分で登りました。

残り1/3から渋滞にハマッタ割に早かった。

Img_0494

富士山さんこんにちは!」裾野まで見れます。

このコースの良い所は頂に立つまで富士が見えないところでもあります。

登り切るとドーン!と見える!

あれは秋だったけど、前々回登った時は富士の右裾に小さく真っ白な駒ケ岳と八ヶ岳が見ていました。

五合目くらいから上は真っ白!樹林限界を超えてるからね、五合目以下は樹林帯の為に雪が残っていても見えてないのかな。

Img_0508

左手に眼を移せば、芦ノ湖が見えます。(ゴルフ場が景観を壊してるな~

湖上を進む遊覧船(海賊船)が見えるんですよ~。

山を登る理由の一つに、

「頂に立ち其処から、かつて立った山や場所を見る」ってのが有ります。

その時の想い出が甦る・・・心の中に広がる物があるんです。

登山や旅をする度に、山と山その土地と人と・・・想い出が繋がり広がって行くんです。

 

金時山、良い山です。

多くの人に愛される山で、その証拠に

山頂に二軒ある茶屋(金時茶屋、金時娘茶屋)には皇太子殿下を始め、長島茂雄さんアントニオ猪木さん達の登頂写真があります。

中には登頂数千回を誇る方も何人もおられるそうで、凄いなそりゃ!

 

景色を眺めつつ持参のおにぎりを食べたら、12時45分だったっけかな?

下山開始しました(小田原によるのでね)

駆け下りるので10~15分くらいで降りちゃいます。

新緑の山を期待していたけど、ここ一ヶ月位の寒さで遅れてるようで少し残念。

夏にでもまた登ろうかな・・・くどいけど良い山ですよ!

 

昨年の12月、登った時の写真も2枚追加↓

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皆さん機会があったら登ってみてください。

あっ「機会」ってのはね、自分でつくるもんですよ!待ってちゃダメ(笑)

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金時山富士山も多くの人に愛されてるね!

 

                                               おしまい