寝転んで空を見る

山高きを厭わず 海深きを厭わない

5度目?の金時山登山

2010年12月29日 | その他の山

この年の瀬、金時山を登ってきました。

今回は地蔵堂からのルートで。

 

小田急線に乗り込み、いつもの箱根湯元駅ではなく新松田駅へ向かいます。

お馴染みの「金時山ハイキングパス」1300円をバス案内所で購入。

新松田駅から箱根登山バス8:45発「地蔵堂行き」へ乗り込み9:25分くらい?に地蔵堂到着。

Img_1781 地蔵堂

因みに、この近くに有名な手打ちうどんの店「万葉堂」があります。

 

今回のルートが山頂の周辺コース案内図に載っていたので

その写真を↓

Img_1838 ポップアップして御覧下さい

今回は地蔵堂から上図灰色の78号線を歩き

万葉公園・足柄峠・金時山のコースから登りました。

平均コースタイムは以下

地蔵堂→60分→万葉公園→1:45分→金時山山頂だそうです。

計2:45分となっていますが、そんなに時間がかかるとは思わない。あくまでも目安ですね。

多くの人は車で金時山山頂手前50分程度の所まで来ているようでした。

(と言うか、地蔵堂から山頂手前50分までの道すがら、歩いている人など俺以外に居ませんでした・・・)

 

さて、9:30分地蔵堂をスタート。

舗装され、うねうねした峠道78号せんを登っていきます。

最初はダウンジャケットを着て歩くが、すぐに暑くなってきたので脱ぎました。

(汗で着ている物を濡らさないのは大切)

因みに、山頂まで上半身は発熱速乾素材の長袖シャツの上に速乾素材の半袖Tシャツ。

下半身は発熱速乾素材のタイツ。その上に登山用ズボンで登りました。

 

見晴台まで歩くと、南の方角に金時山が見えてきます。

Img_1784 目指す金時山

78号線を貫く様に足柄古道が通っています。

Img_1783足柄古道

舗装された道なんて歩きたくない!そんな方はこちらがお勧めです。

9:40分万葉公園に到着。

ここから富士山の姿が拝めます!

万葉公園から少し歩き、古代足柄の関に到着。

Img_1793  Img_1794   

この関は黒澤明監督作品「乱」で、つかわれたセットなのだそうな。

史跡が結構点在するので寄り道しつつ行きます。

Img_1799  Img_1800  

 

そして足柄峠に到着。

道は細くなってきますが、未だ舗装された道です。

ここからは、終始富士山を右手に見ながら進む事ができます。

Img_1803

足柄峠は新羅三郎義光(後三年の役時)・豊臣秀吉・徳川家康(北條征伐時)らが通った道。

(大和武も?)史跡が多く歴史好きには面白い所です(足柄城跡も有名)。

 

先に進むと舗装路が終わり、砂利道に・・・その先に車が数台止めてあり、車はそこまで。

(コース案内板で山頂まで50分の辺り)

道は凍っていてカチカチでした↓

Img_1812  Img_1821

このあと道がぬかるむのかな?と思いながら歩き・・・。

いよいよ山頂目指して上りが始まります。

Img_1822  Img_1829

デジカメのシャッターを押す為に素手で登ったのですが、手が痺れる程寒かった!

(40~50cmの氷柱も眼にした)

特に何度かある階段・梯子の手すりが冷たい!(今秋奥穂の鎖も冷たかったな~)

 

地蔵堂から2:10分。

11:40分金時山1213m山頂に到着。

Img_1839

Img_1855_2 富士とその裾野

何時もながら雄大だと思う。(今年は雪が少ない気がする)

これを見ちゃうと、来年も6度目の富士登山をしたくなる。

★★★の高尾山からより、遥かに雄大な富士の姿が眼に出来る・・・★★★★★です!

Img_1848 芦ノ湖

芦ノ湖がキラキラしていたし、この日は駿河湾も眼に出来た。

Img_1841 甲斐駒ケ岳・八ヶ岳連峰

富士の右裾には甲斐駒ヶ岳と八ヶ岳連峰が見えていた。

Img_1850 山頂の二件の茶屋

Img_1859愛宕山と富士山

Img_1857 富士山3776m

山頂で持参のおにぎりを食べて12:13分下山開始。

下山は矢倉沢分岐から仙石へ下る(国道138号線方面へ)コースタイムは60分となっている。

Img_1866 下山道

仙石への道は霜が溶けてグチャグチャに!

何時もなら駆け下りるところだが、こけたら最悪(笑)なのでゆっくり下りる。

泥濘が無くなった所から駆け下りて丁度30分で下山。

仙石原にある、箱根の御土産人気NO1のローストビーフを売っている店

「相原生肉店」へ向かい、紋次郎ローストビーフ100g787円を300g購入!(行列が出来ていた)

そして帰宅。

Img_1869 仙石バス停から見た金時山

地蔵堂コースの感想は、「すッごい楽!」でした。

地蔵堂からだと歩行時間は長いですが「山を登る」って所は最後の40分程度なので

どのコースよりも一番楽なコースでしたね。

山頂手前50分地点まで車で行けば、手ぶらで行けるでしょう(物足りないが)。

富士を見ながら行けるこのコースですが、

俺のお勧めは、仙石からの「金時神社」・「矢倉沢分岐経由」の2コースです。

補足して置くと、このコースへの最寄のバス停は箱根登山バス停留所「仙石」になります。

(金時神社前・金時登山口がありますが本数が少ないので)

このコースは頂に立った時、初めて富士がドーンと姿を見せる!そこが魅力。

体力的にこちらの方がキツイと思いますが、其の方が魅力でしょう?

金属製の階段とか無いのも魅力かな。

正月にも登られる方が居ると思いますが、防寒着を忘れずに!

 

*今回の装備と荷物*

ザック(30?)・ポリカーボネイトの水筒・おにぎり2個・ダウンジャケット・フリース

タオル(使いませんでした)・ゴミ袋・携帯・メモ帳・レインウェア・トレッキングポール一本

*服装*

発熱速乾素材のタイツ&長袖シャツ・その上に速乾Tシャツ・フリースの帽子

メリノウールの登山靴下・登山靴・アウターグローブとインナーグローブ。

 

~おまけ~

もしもツアーズでも紹介していたローストビーフのお味はどうだったのか?

答えは、普通・・・でした。

購入時ローストビーフの色が悪かったので、あれ?(笑)やな予感が・・・

何とも、ふつーのお味でした。(高け~のに!)

Img_1934 紋次郎ローストビーフ

デジカメの色々なモードを駆使して一番美味しそうな写真!(ゴメンなさい)

実際はもっと茶色かった・・・。

出来立てをすぐ食べたなら、やわらかくジューシーで美味いに違いない(そう願う)。

朝一に購入すれば良いのかな?

しかし、ローストビーフじゃ温める訳にいかないし、お土産には向かないんじゃ?

ホントTVや、くちコミは・・・って思った(TVには出来立て出すよな~)


完敗です!ええ泣きましたよ!!

2010年12月13日 | その他

先々週でしたっけ?

TSUTAYAでDVD旧作レンタル(これが曲者)オール100円でしたね。

そこで、旧作『カフーを待ちわびて』と

最新作『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』を借りてきました。

 

カフーを待ちわびて

左手に障害を持ち、沖縄与那喜島で雑貨店を営みのんびり暮らす青年、友寄明青。

明青が絵馬に書いた言葉「嫁に来ないか、幸せにします」を見て

「その言葉が本当なら私をお嫁さんにして下さい」と明青の元を訪れた女性、幸とのラブストーリー。

原田ハマによる小説、第1回日本ラブストーリー大賞受賞作品。

主演:玉山鉄二(友寄明青役) マイコ(幸役) 

 

離島のノンビリした雰囲気・・・。観終わった後、幸せな気持ちにさせてくれる映画でした。

玉山鉄二さんは、何故か好きな役者である(笑)

マイコさんが綺麗・・・声が良い!ワンピース、長いスカートが似合うね~!

 

 

RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語

一流企業でバリバリ働き、出世も約束されている筒井肇49歳。

仕事に追われ家族を顧みない肇と、妻や娘との距離は離れる一方・・・。

そんな時、同期で親友の事故死に接し、また田舎の母が病に・・・。

自分の人生を見詰めなおした肇は、子供の頃母に語った夢

バタデンの運転士に成る事を目指す。

主演:中井貴一(筒井肇役)昔から好きな役者!

 

49歳の男が若手と一緒に研修に挑む所を、もっと面白可笑しくクローズアップして欲しかったかな。

島根の田園を走る一畑電車の風景は良いね。

こんな運転手なら電車が遅れても大抵の人は許すさ!

こちらも暖かい気持ちになれる作品でした。

しかし『TSUTAYA』って、準新作カテゴリー多すぎじゃね?てか、いらなくね?

 

~おまけに~

以前から女の子に進められていたアニメ、『君に届け』をネットで見てみました。

原作は少女マンガだし、アニメも粗見ないたちなので・・・。

正直、どうせ少女趣味のキツイ物か、変わった人に萌え~とか言われてる物だろうとバカにしていたのです。

しかしこの漫画?アニメ?に対する海外のレヴューを偶然眼にして、観て見ようと思うようになりました。(海外の人って作品に対して、まるで現実の話の様に入り込むんだね 笑)

 

で、感想は・・・

4・5話?6話?あたりで泣きました袖がビショビショになった(笑)

はい、完敗です!

爽やかな、これまた見る者を暖かな気持ちにさせてくれる良い作品でした。(10代の頃を思い出したよ・・・)

バカにしていて申しわけありませんでした!ゴメンなさい


岳 13集!

2010年12月02日 | 本と雑誌

11月30日は、漫画『岳』第13集の発売日でしたね。

勿論買ってきました。

Img_1771

今回は行ったばかりの奥穂高が多く出てきて、なんかニヤニヤしてしまった(笑)

13集で好きな話は・・・・

第3歩 『頂百景』

この秋登った奥穂の山頂、ただ山頂の風景って感じだけど・・・好きだね!

 

第8歩『ギリギリセーフ』

ザックと絡んでいる三歩は、普段とは違った顔を見せるよね。

 

それから毎巻『おまけ』が楽しみだったりする。

『岳』作者の石塚真一さんが今年もカラフェスに来た事は仲間に聞いていたのだけれど

石塚真一さんは、俺が10月に歩いたのと反対の岳沢→奥穂→涸沢へと行ったのかー

来年もカラフェスに行くのだろうし、ますます俺も行きたくなってきた!

ハードシェルかザックにサイン欲しい・・・。

涸沢の景色を眺めながら、マイマイパフェが食べたい!

ボルダリングをしたい!

色んな人との再会も楽しみだ!

ぐあああ、夏が待ちきれない!(気がはえーって?)

 

ちなみに、映画『岳』は2011年5月7日(土)全国東宝系ロードショーだそうです。

(映画には期待していませんけどね・・・)