『夜空に浮かぶ二つの月』を見た事ある人って・・・・居ますかね?
実は俺、見た事あるんです。
嘘か誠か、何百年に一度だかに?月が二つに見える自然現象ってのはあるそうですが、それとは全然違うんだなぁコレが〜
これは小学生の頃の話。
時間は何時だっただろうか・・・多分、20時から22時位の間だったと思う。
する事無く暇だった俺は(宿題?ナンデスカソレハ)実家の二階北西側の部屋へ入った。
当時その部屋は、二階で唯一TVのある部屋で、姉貴がドラマだったか歌番組だったかを観ていたと記憶している。
邪魔臭く思ったのだろう。話しかける俺に、姉貴は『うるさい!』と言って完全無視。
で、俺は西側のベットに上り、窓を開けて外を眺めた。
その時目に入ってきたのが、何かいつもと印象が違う月の姿だった。
当時、西の窓から見て右手には丘が見えたのだが(丘までの距離は300~400mだろうか?)
その丘の上には、貯水タンク?らしき物があり、その周りを背の高い松の木が数本囲む様に生えていた。(因みに、この丘はアメリカ軍基地敷地内)
そのタンクと松の左上方だったと記憶しているが、そこに『奇妙な月』が浮いていたのだ。
さて、その月の何処が『奇妙』と感じたのか説明したい。
まず、『近い!』と感じた。
どう近いのか?と言うと、『立体的に見えるんです月が!』
実際の月を見てみると、自分と月との距離があるので平面的(二次元的)に見えますよね?
それがまるで『月面儀が空に浮いている様に見えた』球体、3Dって感じ!
しかも『ハッキリと肉眼でクレーターが見える』のだ。
『色は真鍮を暗くした感じで、僅かに鈍く光って見えた』様に記憶。(町の明かりの反射かも)
大きさは、いつも見る月より一回りか二周り小さく見えたが、丘の上に浮いている様に見えるから、実際は10~20mの大きさだった様に今は思う。
本来夜の月はもっと発光して見えるし、クレーターも肉眼じゃ見えやし無いでしょう?
なので『なんだ?この月』と違和感を感じたのだ。
それと同時に『この方角に月が見えたっけ?』と言う疑問が頭に浮かんだ。
それは『この部屋の窓から月が見えるのは、南西の方角だった筈』と思い出したからだった。
そんな疑問を感じた俺は、窓から上半身を乗り出し、左の方(南の空)へ目を向けた。
すると其処には、光輝く本当の月があったんですよコレが!
注:この写真は普通の月です
しかし、『夜空に浮かぶ本物の月と、奇妙な偽物の月』と言う摩訶不思議な物を目にしても
当時の俺は、さほど驚きはしなかった。
『じゃあ、あれ何?』と奇妙な月を眺め、考えただけ『???』ってね。
答えは出ないのでTVを観ている姉貴に『おい!おい!アレ見て見ろよ!』と何度か声を掛けたのだが・・・
姉貴は完全無視!
頑なに見様としやしない。 笑
小学生だった俺は、こう結論をだして、この夜の出来事を事を記憶の奥に追いやってしまった。
『地球に一番近い星は月だろ? だからデカク見える! でも本当の月は、向こうにある』
『って~事は・・・、あの浮かんでるのは、二番目に近い火星かな・・・?』
『他の星が『・』や『*』にしか見えないのに、火星ってあんなデカイのか??』
と疑問には思いましたが、あの時はそれ以上考えも気にも止めなかった。
最近になって、この過去の体験が気になり、時々思い返す事があるのだが、ほんと、あれは妙な体験で、奇妙で不思議な未確認飛行(浮遊かな?)物体でした。
本当のの月と比べると、奇妙な月には月の海は無かった様に記憶している。
そしてその奇妙な月は、本当の月よりも『クレーターが大きく』沢山あった。
その不思議な月に近い、似ている、月の写真をこの記事を書いている時に見つけたので参考までに
↓ ↓ ↓
月の南極のイメージ合成だそうです
『この月を真鍮の色にして、小さいクレーターを少し減らすと』その不思議な月に近いと思う。
ただ、この写真の様にクレーターが渦を巻く様な感じでは無かった。
さてさて、結局の所、今もあの時見た物は何だったのか?答えは出ていないし、これからも出ないのだろう。
俺自身思い返してみると、こう言った摩訶不思議な物は、何度か見たり体験した事があるのだが、その時は『UFOだ!(未確認飛行物体と言う意味)』とか『怪奇現象だ!』とは思わないもので『幽霊が見える』(本当かよ)と言う知人は、こう言っている。
『他の人には見えていない事を知り、それがこの世の者でない事に気が付いた』とか
『体験した現象が、現実では起こり得ない事に後で気が付いて、後で気がつく』事が多いと・・・
まあ、そんなもんだよね。
俺は、人間は自分の理解できない物事・現象に遭遇した場合、思考を停止したり、己の中にある乏しい知識の中にその現象(答え)を無理やりハメ込み、自分を納得させるのかな?と思っている。
だって、あれが火星ってのは・・・小学生時代の俺とは言え、自分で自分を笑ってしまう。 笑
まあ、なんだったのか解らないのだから、ロマンチックに~『現代のかぐや姫でも迎えに来ていた』とでも思っておこう。
あ、でも『かぐや姫』って絶世の美女だよな・・・
御目に掛かりたかった!御近付きになりたいなぁ