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骨髄バンクから大きな封筒が!

2019年04月18日 | その他

骨髄バンクから俺宛に『ドナー候補者の一人に選ばれました』との通知と書類が送られて来た。

俺が骨髄バンクにドナー登録してから十年位経つのでは無いだろうか。
もう来ないと思っていた所であり、最近日本で話題になっていた骨髄バンクと骨髄移植でもあるので「タイムリーだな!」と驚ろいた。

中身は説明やら問診やらハンドブックやら…。

送られてきたハンドブック等で改めて骨髄の提供までの流れを見てみると、中々に日数も手間もかかる物だと思った。
腰の皮膚に数箇所穴を開けられ、そこから腰骨に数十箇所針を刺して骨髄を抜く事は、痛そうではあるが、麻酔するからほぼ気に成らない。
『ちょっと嫌だなぁ』と思うのは「全身麻酔から覚めた後の吐き気」。

でも『俺が一番嫌なのは』何を隠そう「尿道カテーテル」なのだ…。
麻酔の吐き気は御袋や姉貴の話に聞いているし、気持ち悪いってホント憂鬱だから…。
『尿道カテーテル』は、以前体験した時に、手術後2日位膀胱が痛いわ、膿見たいの出てくるわ、残尿管が残るわ、カテーテル抜く時すごく気持ち悪いし、看護師さんに『アレ』掴まれて引っ張れたり(笑)するから…すっげー嫌!!
(優しく扱って下さい!)
あんまり優しく扱われるとアレですが・・・。



だがしかし、ドナー登録したのは俺の意思であり、患者さんは命がけ。
これしきの嫌な事で、登録しといて拒否するなんて考えられない。
むしろ名誉に感じているし、未だ決まっては居ないけど、自分の骨髄を提供できる事を望んでいます。

だってそでしょ?
人生の中で無償で他人の命を助けるチャンスなんて、そうは無いのだから。(自身、一度だけ人の命を助けたかな?と言う事はあるが)
一生で一人でも人の命を救えたのら、自分の一生の意味は+(プラス)確定だと思うんだ。(よっぽどの悪事をし無い限りはね)

だからドナーに選ばれる事は名誉であり、提供して患者さんが元気になったならそれは誇り。(骨髄バンクは教えてくれなさそうなので、それを知る事は無いだろうが)
喜んで、望んでドナーになりたいと思っています。





なので勿論『希望する』に。

まあだからと言って俺に決まるとは限らない訳でね。
名誉得る為に問診に嘘を書くなんてもっての外。
腰の問題もあるし、去年の年始に病院にもかかったので、どうなるかはわからない。

因みに、今回ブログにこの事を書いたのは、池江選手の件もあり世間の感心が増したにも係わらず今一増えないドナー登録者に思う事もあって。
しかし、俺がドナーに選ばれても選ばれなくても、今回の骨髄移植に関しての経過等は今後ブログに書く事はありません。
元より患者さんは命がけで戦っている中であり、ドナー側の情報も出すのはあまり良くないらしいので。
(俺のHLA型が骨髄バンクから俺に通知されないのはそういう意味もあるらしいし)
もし俺が選ばれなくとも、俺以外の候補者も居て、患者さんが無事に病を克服される事を願います。




そうそう、少し骨髄バンクに対してカチンと来た事があったので書いて置きます。
送られて来た書類に、俺との連絡方法や確認検査の希望日の曜日と時間を書き込む欄があるのだが、曜日は『月~金』連絡の時間は『9:00~17:30』と成っている事だ。
患者さんは命がけで待って居るのに、お前等、仕事は平日の定時しかしないってのか?
なんなんだこの御役所仕事感・・・。
骨髄バンク(コーディネーター)は、ドナーに合わせて連絡時間は夜もOK、確認検査は土日大歓迎とすべきではないのか?
そんなんだからドナー登録しても、いざその時になって仕事の都合で骨髄提供を断わるドナーも出てくるんだ!

お前等はロボットか?
そこに心はあるのかよ!?
どうか骨髄バンクは、一人でも多くの人がドナー登録をしてくれる様に、ドナーが一人でも多く提供してくれる様に、そして多くの患者さんが一人でも元気になれる様に、ドナーと患者さんのの身になって仕事して欲しい。