寝転んで空を見る

山高きを厭わず 海深きを厭わない

心の下拵え

2011年06月24日 | 登山関連

いや~暑い!

こんな日には、涼しい夏の北アルプスを思い浮かべながら地図を眺めています。

地図を眺め次の旅の行程や必要な食料の計算をするのは、楽しい。Img_0159

  

今夏の縦走は、昭文社の『山と高原の地図』(1:50000)で見ると、地図二枚分の大縦走。

富山・岐阜・長野の県境を行く旅で、立山から上高地もしくは蝶ヶ岳か燕岳を越え安曇野に下りる山旅とする予定。

どんな山々を登るかは、旅を終えて帰るまで、内緒にしておこう。

  

この旅、最短で11泊くらい。

長旅だけに天気の悪い日もあるだろうし、足止めもくらうだろう。

色々寄り道もしてきたい。

だから、13~15泊の旅となるかな?

こんなに長期間山に居られる機会は、そうは無い。

だからこそ最高の旅にする為に、いい準備をしなとかなきゃならない。

体力に合わせた計画と良い道具、トレーニング。

それと、雨に降られても雨すら楽しめる心の余裕を身に付けて置く。

そんな、心の下拵え。

 

~燕山荘のオーナーの言葉~

『プラス発想しないと、山は登れません』

『だから山に登る人が好きです』

わかるなぁ~それ!Img_0162

 

おっと『岳』立ち読みして来よっと(笑)


〆はラーメン

2011年06月17日 | その他の山

新しく購入した登山靴『スカルパ・シャルモ』の試し履き・馴らし&トレーニングを兼ねて山を登ってきました。

いきなり標高差1200m以上を登る事から始まるこの縦走、休憩も含めると7時間14分の道のり。

 

始めに『シャルモ』の感想を。

アッパーのフィット感とソールはしっかりしてます。

しかし、足首の左右へのホールドが弱いと感じた。Img_0135

実際、何度か足首を捻りそうになりました。

北アルプスの奥穂-西穂間で足を捻ってコケタ日には命取りなので靴紐をキツキツに結んで対処する必要がありそうです。

(サポーターで足首を固定するのがベストかな)

あと、わかっていた事ですが、土の多い山には向かないですね。

爪先のクライミングゾーン(岩登り用の靴底が平らな部分)が滑ります。

(岩場を想定した靴なので当たり前ですが)

その他、先日購入したトレッキングポールと中敷も試してみましたがかなり良い感じ。

 

トレーニングの為にこんな山歩きをチョコチョコやってますが、この日は水を切らしちゃって楽しImg_0153 みにしていた山ラーメンを作れませんでした。

なので下山後、麓の町の中を流れる川へ・・・。

ねだる鳩達を威嚇しながら、キャベツたっぷりラーメンを堪能(笑)!

 

290円で買ったスポーク。溝が浅くてラーメン食べにくい!


この夏も寄り道して来よう

2011年06月15日 | 旅行記

先週・今週とNHK『鶴瓶の家族に乾杯』で鶴瓶さん田中圭さんが訪れたのは『信州松本』!

北アルプスを旅して上高地へ下山した時には、必ず寄り道していく町なので楽しく拝見しました。

(録画して)

 

縄手通りで鶴瓶さんが出会った感激屋のおじいちゃんには、俺も感激。Img_1243

俺も、松本大好きですよ!(縄手通りも!)

同じく縄手通りのそば屋『弁天』も登場!(去年の夏行きました)

あそこは、歴史のある手打ち蕎麦屋なのにリーズナブルで大衆向けの良い店。

東京神奈川じゃ手打ち蕎麦なんて高級料理の部類、なのに弁天じゃ手打ち大盛りざる蕎麦が数百円って!(蕎麦が無くなると、店じまいなのでお早めに!)

次の山旅の帰りには、番組に登場したパスタ屋さんにも寄り道してこようか?

 

以前、当番組で俺の少し遠い親戚の家が登場しました。

其処は信州飯山の農家なんですが、電話で予約してくれれば蕎麦を食べさせてくれる民家なんです。

蕎麦通の間では有名らしい。

番組内では、鶴瓶さんと吹石一恵さんが『美味い美味い』と絶賛しながら蕎麦を食べていました。

(山牛蒡の葉を繋ぎに使った少し珍しい蕎麦なんですよ)

俺も幼稚園児の頃、一度だけ行った時に食べたのだろうけど、残念ながら覚えていない(ほんと残念)

記憶にあるのは、美味しかったタニシ!

親戚の伯父さんが泥鰌をかじったら、泥鰌の腹からミミズが『みゅ~ん』と飛び出してきた記憶!

すっげぇ~あの蕎麦が食べてみたい!いつか行こう!(ミミズじゃないよ?)

 

俺、のんびりした『鶴瓶の家族に乾杯』が結構・・・好きです。

 

この夏も、寄り道して来よう。

 


山道具その⑤

2011年06月13日 | 登山関連

日曜日にmont-bellへ行き、『チタンクッカー』3500円を購入してきた。

今まで使っていたのは、兄貴のお下がりのステンレス製クッカーだった。

これでほんの少しだけ軽量化に成功。Img_0116

(因みに兄貴は異常な位物持ちが良いが、それを無くしたり壊すのが俺)

 

アルミ・ステンレス・チタン製の各クッカーには、それぞれ長所と短所がある。

チタン製は、軽量・強度・錆びない・金属臭無しってのが長所。

逆に短所は、価格・熱伝導率です。

フォークとスプーンが一緒に成っているのは『スポーク』290円。

ほんとは、竹製の箸・フォーク・スプーンが欲しいけど・・・高い。

 

もう一つ、以前購入した物。

同じくmont-bellの『U.L.コンフォートシステムパッド180』10000円

エアマットと迷ったけど、縦走中、毎日テント設営して息を吹き込み膨らますのは、ホッペタ痛くなるのでこImg_0117 ちらを選択。

広げてバルブを緩めれば自然に膨らむので、楽チン!

しかし、店頭で見るとコンパクトなこのマット。

一度膨らますと店頭にある時の様にコンパクトには成らない。

けっこうかさばる!

まあ、今までの様にロールマットをザックに外付けするより安全だから仕方ない。(これで重量アップ・・・笑)

 

mont-bellのギア類は、ほんとコストパフォーマンスが良くてお勧めです。

(お洒落な山ガールさんもウエアーはともかく、寝袋なんかmont-bell使う人多いです)

 

ここ数ヶ月、金を使って装備を良い物に、そして軽量化を計ってはいるが、次の北アルプスは長期縦走。

如何しても荷物が増え重くなってしまう。

金もかからず一番簡単に軽量化を実現できるのは、俺自身の体って事で。

ダイエット開始(笑)!


山道具その④

2011年06月04日 | 登山関連

今回は、今使っているトレッキングポールの御紹介。

 

実は俺、トレッキングポールは消耗品。だから安価な物でも十分だと考えています。

実際去年の8月までは、大型スポーツ量販店で購入した一本980円の物を使っていました。Img_0114

しかし、シャフトを回転させての長さ調節やアンチショックシステムをON・OFFする物は、下山中にシャフトが緩んだりして問題があるんです。(安物ってのもあるかも)

そこで今期は、より軽量なインナーコードによる折りたたみ式のポール購入を考えていました。

ところがこのタイプ、強度が低いんですよね・・・

テント泊縦走が好きな(15㌔~20㌔以上を背負う)俺からすると、これ問題。

なので、結局は『ブラックダイヤモンド』のオーソドックスなトレッキングポールを購入

(名前忘れました~2本セット11500円だっけ?)。

長さ調節は、ガッチリ固定できる『フリックロック式』の物です。

ブラックダイヤモンドのポールは、コストパフォーマンスが良いです。

アンチショックシステムもON・OFFを切り替えるのではなく、下りの時に自動で機能が発揮されるシステムは秀逸です。

折りたたみ式のモデルに比べれば百数十グラム重いですが、許容範囲。

北アルプス縦走に役立ってくれるでしょう。

 

因みに980円のポールの一本は、去年夏の槍穂縦走で壊れ・・・。Img_0113

もう一本は去年8月(去年2度目、通産6回目)の富士登山での休憩中、誰かに持ってかれちゃいました(笑)。

まあ、ボロボロだったし、誰かの役に立ったなら問題無し(笑)!

そうそう、富士登山ではトレッキングポールを使う事をお勧めします。

しかし富士では、溶岩石の影響で石突の消耗が激しく、舞っている火山灰でシャフトも傷付きますので安価な物で良いかと、俺なんかは思います。

ただ、安価な物はシャフトの締め付けが緩めなので、疲労している下山時に危険もあります・・・。

体力&お財布と相談して下さい。