五月は東京の国際フォーラムまで舌側矯正のセミナーに行ってきました。
最近矯正界では舌側(内側)矯正が流行となっていますがその背景には、今回のeBraseのようなCAD CAMを利用したオーダーメイドブラケットの技術革新があります。
通常は既製の装置を歯に装着していくのですが、オーダーメイドにすることによって舌側(内側)矯正装置にありがちなとれやすい、
ワイヤーの装着が困難などの欠点をかなり補うことができるようになってきました。
ただ、頬側(外側)と比べてやはり弱点もあり、そのあたりの解決方法などを詳しくセミナーで説明してくれました。
外側の装置でも白くて目立たない装置や、むしろおしゃれに目立たせる装置もあるので個人的にはそれをお薦めしているのですが、
どうしても見えないようにしたい患者さんにとってはこの方法もかなり有効な治療法だと思います。