テツの部屋B

アメリカ留学中の見聞録→日本国内の山登り記録+日常の覚え書

Tetons&Yellowstone旅行(5日目)

2010-09-13 | 旅行
6時起床。6時30分ごろ出発。Jackson Lake Lodgeの少し先の高台からTetonsを撮ってみた。






Tetons。6時58分撮影。






Tetons。7時4分撮影。






Mt. Moran。7時8分撮影。


これまで、まだ角付きの鹿類を見ていなかったが、眼下の平原のかなり遠くに、雄Elk(= Bull)を発見した。母が見つけた。






Bull Elk。7時20分、500mmレンズで撮影。






上の写真を拡大。角の分岐は4か5。


7時45分ごろ、一度Colter Bayに戻った。8時にGeneral Storeに行き、朝食と、ランチ用のサンドイッチなどを購入した。Cabinで朝食をとり、8時45分ごろ親をCabinに残して、一人で出発した。

Teton Park RoadからLupine Meadows Road(=Dirt Road)に入り、Trailheadに着く直前、Coyoteを2匹発見した。しかし、トランクに入れたカメラを取り出しているうちに、いなくなってしまった。その直後、木の上に止まっている鷹を発見した。






鷹。9時31分、500mmレンズで撮影。






上の写真を拡大。Northern GoshawkもしくはCooper’s Hawkの幼鳥(Juvenile)と思われる。


9時47分、Lupine Meadows Trailheadからハイク開始。500mmレンズをザックに入れたせいで、荷物が非常に重くなってしまった。






Nez Perce(標高11901 ft = 3627 m)。10時21分撮影。

10時32分、Valley Trail Junctionに到着。この時は、まだ余裕があった。Junctionから先、地獄のSwitchbackが始まった。傾斜が全く緩まない坂道を延々と登る。そもそも体調がベストではなかったからかもしれないが、これまでに経験した中でも1,2を争うほど、消耗させられた(まさに修行)。急激な標高の変化も疲労に拍車をかけた。

10時50分、第1ターンを通過。このとき既にばてていた。
11時29分、第5ターンと第6ターンの中間にあるGarnet Canyon Trail Junctionを通過。もうばてばてでふらふら。荷物が重くて仕方がなかった。
12時10分、第9ターンを通過。この辺りで、高校生か大学生くらいの若者2人に追いつかれた。下の方に彼らの家族らしき人たちが見えたが、その中に、6歳くらいのBoyがいた。小学生にぶっちぎられるわけにはいかない、と自らに喝を入れ、気合を入れなおして登った。
12時13分、第10ターンを通過。






第10ターン。12時13分撮影。


12時17分、第11ターンを通過。
12時41分、ようやくSurprise Lake(標高9540 ft = 2908 m)に到着。Lakeに着く直前、写真を撮っている間に、上述のBoyにぶっちぎられた。






Surprise Lake。12時46分撮影。奥に見えるのは、Grand Teton(左)とMt. Owen(右)。






Surprise Lake。12時51分撮影。






Surprise Lake。12時52分撮影。


湖畔でFloridaから来たと言うアメリカ人のおじさんと少し話をした。以前京都に行ったと言われたので、日本の山には登ったかと聞いてみた。山には行かなかったそうなので、次はTryしてみたらどうかと薦めておいた。Surprise Lakeから少し登るとAmphitheater Lake(標高9698 ft = 2956 m)に出た。このほんの少しの登りすらきつかった。






Amphitheater Lake。1時14分撮影。C-PL filter使用。


Amphitheater Lakeの湖畔でランチのサンドイッチを食べて休憩した。あまりに疲れて食欲がなかった。さて、ここからまた少し登ったところにTeton Glacier Overlookという眺めのよいポイントがあるというので行ってみることにした。まだ氷河を見たことがないので、見れるものならどうしても見ておきたかった。湖の端まではTrailが続いていたが、斜面を登り始めると明瞭なTrailはなくなり、登りやすそうなところについている踏み跡をたどるしかなかった。もうこれ以上は進めないと思ったところで、尾根に出た。上述のBoyのいる家族がここで休憩していた。ここがTeton Glacier Overlookだったのかもしれない。しかし、眺めはそれほど素晴らしいとはいえず、しかももっと上のほうから人の声が聞こえてきた。まだ上があるのか。体に鞭打ってさらに登る。ここから先は、Trailは全くなく、踏み跡も不明瞭で、明らかに誰も通っていない場所を進んだりした。右側が断崖になっているので結構怖い。そして、ようやく見晴らしの良い場所に出た。もちろん足下は断崖で、数百メートル下まで切れ落ちている。先客のVermontから来たと言うアメリカ人ハイカーが休んでいた。彼は、Tetonsに2週間ほど滞在していて、先週はTeton Crest Trailをやったという。ボランティア的なことをやっているとも言っていた。具体的な内容は分からなかったが、Rangerに情報提供をしているということかもしれない。外国人(アジア人)でハイキングをしている人をほとんど見かけないので、会えて嬉しいと言われた。話をしていると、目の前の崖の上からclimberがロープで降りてきた。ハイカーは、彼らと話をすると言って去っていった。






見晴台から眺めたMt. Owen。2時6分撮影。(多分)C-PL filter使用。写真下のすり鉢状の窪みが氷河の下端と思われる。窪みの中の、岩石に覆われた雪の盛り上がり(灰色)が氷河かもしれない。






Teewinot Mountain。2時12分撮影。(多分)C-PL filter使用。






Mt. Owen山頂部。2時23分撮影。C-PL filter使用。





見晴台付近から見下ろしたAmphitheater Lake。2時29分撮影。


見晴台から少し下ったところから、崖の下のDelta Lakeが見えた。






Delta Lake。2時31分撮影。氷河湖っぽい(?)水色をしている。






Amphitheater Lake湖畔から見上げた絶壁。2時43分撮影。見晴台は、中央右の垂壁の下。


Amphitheater Lake湖畔でしばらく写真を撮ったあと、3時ごろ出発した。第12ターンで、見晴台で会ったハイカーに追いついた。制止されたので見ると、Mule Deerの親子がいた。






小鹿(Mule Deer)。3時19分撮影。クリックで拡大可。


3時23分、第11ターンを通過。






Bradley Lake。3時40分撮影。くちびるに見える。






Taggart Lake。3時43分撮影。両手を上げた人の形に見える。






青い花。3時47分撮影。


3時58分、Garnet Canyon Trail Junctionを通過。親が心配していそうなので早く下りたかったが、足を痛めるとかえって遅くなると考え、なるべく慎重に下った。4時33分、Valley Trail Junctionを通過。5時9分、ようやくLupine Meadows Trailheadに到着して、ハイク終了。

ハイク開始時刻(Lupine Meadows Trailhead):9時47分
ハイク終了時刻(Lupine Meadows Trailhead):5時9分
所要7時間22分

標高差:Amphitheater Lake (9698 ft, 2956 m) – Lupine Meadows Trailhead (6732 ft, 2052 m) = 2966 ft, 904 m
見晴台まで登ったので、1000 mくらいは登ったかもしれない。


5時20分ごろTrailheadを出発。直後に、Elkの群れを発見した。しかし牝しかいなかった。






Elk (Cow)。5時24分、500mmレンズで撮影。


Cabinに帰るために運転しているとき、右膝が猛烈に痛んだ。6時ごろColter Bayに到着。親はほっとした様子だった。ちなみに両親は、Colter Bay付近を軽くハイクしていた。親父が牧場を見たがったので二人で行ったのだが、途中の道が馬糞だらけで閉口したと、母が文句を言っていた。6時20分ごろ、Villageのレストランに行った。Troutを食べた。

7時40分ごろ、Colter Bayを出てすぐのところにある、森が開けた草原に夕景を撮影しに行った。残念ながら満足のいく写真は撮れなかった。
コメント (4)
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