5時30分起床。6時15分ごろ出発。Tetons最後の朝は、再度Snake River Overviewに行った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/98/1c1333d7cdf1e031da87aaafbd0e391f.jpg)
Tetonsの夜明け。7時1分撮影。雲が多く、日の光が弱々しかった。
7時10分ごろ、Snake River Overviewを出発。Glacier View Turnoutに移動した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/21/ec79465bcc7849317385612489512dd7.jpg)
Glacier View Turnoutから眺めたGrand Teton。7時23分撮影。Grand Tetonの右下に見えるのが、Teton Glacier。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/90/62a1c96344215b362fbbe41441120e7f.jpg)
Glacier View Turnoutから眺めたTetons。7時25分撮影。Grand Tetonの左下の氷河は、Middle Teton Glacier。
7時25分ごろ、Glacier View Turnoutを出発。Schwabacher Landingに移動した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/81/9082a3f5931ba190e9ece03ca772aa07.jpg)
Schwabacher Landingから眺めたTetons。7時47分撮影。このポイントはお勧め。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/d0/3b1e9b845ee102eefce3398d24147c84.jpg)
Schwabacher Landingから眺めたTetons。8時1分撮影。
昨日行ったAmphitheater Lakeは、上の写真のGrand Tetonの左下の森林限界(森の上縁が逆への字に見える部分)にある。窪みになっているため、この位置から湖自体は見えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/96/5e060dac66092bd41b3bc21b85006831.jpg)
Schwabacher Landingから眺めたAmphitheater Lake(があるであろう場所)。7時58分撮影。
さらに拡大。湖は、細い滝状の雪渓の下。
8時5分ごろSchwabacher Landingを出発。北上して、Cunningham Cabinに行った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/32/d2ba9e8150ee6d9b299531e05909bb61.jpg)
Cunningham Cabin入り口付近の木の柵。8時28分撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/90/e7cb1e671ae30577b80c6f6a25b47393.jpg)
Cunningham Cabinの中から窓越しに見たTetons。8時55分撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/8d/dfc1d4cd7d648a4cba54bc4b8cad6a81.jpg)
木の柵とTetons。9時2分撮影。母のリクエスト通りの構図で撮影した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/14/a42b8eb079ab2dac69b6db5ef7794691.jpg)
Cunningham Cabinにて。9時4分撮影。
9時5分ごろCunningham Cabinを出発。Colter Bayに戻った。General Storeでサンドイッチとコーヒーを買い(9時58分)、Cabinで朝食。その後、荷物をまとめて出発した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/7d/78e01e8b3aecba725f149ee9f4caec55.jpg)
Colter Bay Cabinの外観。10時34分撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/0c/bb4312cd45862bfd094d2ff7f3ac6755.jpg)
Colter Bay Cabin内部。10時40分撮影。
この部屋は3 bedroom cabinで、画面手前にもう一つベッドがある。画面左奥のベッドはサイズが小さい。部屋の広さは充分で、3人いても窮屈な感じはしなかった。室温調節については、暖房は入るが冷房設備はない。親は寒がって暖房をがんがんにかけた。しかし、親に最適な温度はテツには暑すぎた。Bathroomには、シャワーと洗面台とトイレがあり、バスタブはない。質素だが、快適なCabinだった。
10時50分ごろCabinをCheck out。Visitor Centerに行って、書籍などを購入し、11時20分ごろYellowstoneに向けて出発した。11時45分ごろ、YellowstoneのSouth Entranceに到着した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/02/9252a5f0226869b2d62be7f6c1309454.jpg)
YellowstoneのSouth Entranceにて。11時47分撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/37/117e8764d595ba95fc7d8f92f8fc1ad1.jpg)
Moose Falls。12時6分撮影。ゲートを越えてすぐのところにある滝。
Moose Fallsを過ぎると、山火事で枯れた木が目立ち始め、やがてLewis Canyonの切り立った峡谷の上に出た。特異な景観だが、道が峡谷の縁ぎりぎりにつけられている。脇見運転は危険極まりない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/cf/517b664ce74ccd3903c750ac7991cadd.jpg)
Lewis Canyon。12時22分撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/b3/de1b999845e22ae963924296df8adaa6.jpg)
Lewis Falls。12時46分撮影。
1時15分ごろ、Grant VillageのVisitor Centerに到着。Visitor Centerで地図を購入し、General Storeでコーヒーを買った。1時40分ごろ出発。Villageの出口でCoyoteを発見した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/43/43ad4a45810886f5f81ee512fcfeb31b.jpg)
Coyote。1時44分撮影。残念ながら後ろを向いてしまった。
2時ごろ、West Thumb Geyser Basinに到着。温泉めぐり開始。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/94/5cf977ffe2081320bf6efd79b4f908a9.jpg)
Seismograph(地震計) Pool。2時16分撮影。
なぜ地震計?ところで、しばらく前にYellowstoneに来たT木氏から聞いていたことだが、温泉の撮影では、湯気が大変邪魔になる。風向きを読んで、タイミングを見計らって撮る必要があり、本気でかかると結構な時間をとられてしまう。忍耐が必要である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/0b/927c9c24e5adfa41bb9ad12fc3aba935.jpg)
金色の細流。2時20分撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/ed/76f44677348ad26734b18ba3d8b64f74.jpg)
Fishing Cone。2時27分撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/12/587f4b0954bbb3eb3c457bdaca1b83ca.jpg)
Black Pool。2時31分撮影。なぜBlack?
木道のすぐ脇の木陰にElkがいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/ce/6453e313db226bbe48a7ac9448083c0c.jpg)
Cow Elk。2時41分撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/1c/1d1acac00894cc34a9a58343e0a348df.jpg)
Blue Funnel Spring。2時48分撮影。
木道を歩いていると、右手の草陰に立派な雄Elkを発見した。雄の視線の先を見ると、林の中に雌Elkの群れがいた。さっきの雌も群れの中の一頭に違いない。しばらく見ているうちに、雌Elkの一頭が、木道を越えて、Hot Springのエリアに入っていった。これを見た雄Elkはすっと立ち上がり、雌の後を追い始めた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/c7/a80d2d9dd789e19e450f5aeccc0f877d.jpg)
Bull Elk。3時12分撮影。角の分岐は6回。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/c5/59ae31bbf07d267f3d8a648db2ec2aff.jpg)
Bull Elk。3時12分撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/cb/c766ead21440576eef5699ec5bc2efdb.jpg)
Bull Elk。3時12分撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/43/ec1fe50e1fa8de49db7781ebf505a723.jpg)
Bull Elk。3時12分撮影。クリックで拡大可。格好良すぎ!
さて、雌を追ってのしっと木道に上がった雄Elkは、すぐに雌の方には行かず、90度右にターンして、木道の上を、我々人間の方に向かってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/13/0dcc9411d83729f7194daa89063268a1.jpg)
Bull Elk。3時12分撮影。
こんな大きさの雄Elkに突進されたら、大怪我どころではすまない。テツ一家および周囲のアメリカ人たちは、大慌てで距離をとった。ところが、現場にいたアジア人(おそらく中国人。韓国人かもしれない)の団体旅行客の中に、逃げるどころか、Elkの方向に向かって歩いて行った女性二人組みがいた。そして、一人がカメラを構え、もう一人は向かってくるElkに背を向けて、記念撮影!正直、恐ろしい光景が見れるのではないかと邪悪な期待をしてしまった。幸いなことに、人間に接触する前に、Elkは左に90度方向転換し、柵をひょいと飛び越えて、Hot Spring側に移動した。そして、雌Elkを追いかけて、木道の反対側に追いやると、自分はHot Springの脇に仁王立ちになって、あたりを睨み回した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/2a/fb1c545a3a4a2cbf833d8ae8ec66547d.jpg)
Bull Elk。3時15分撮影。
ここで、今後Yellowstoneを訪れるかもしれない方々に忠告。まず、大前提として、Bison、Elkなどの大型動物に近づくことは非常に危険である。特にこの季節(9~10月)は、発情期(rutting season)であり、雄は気が立っている。直接的な攻撃を受けなくても、動物同士の争いに巻き込まれる危険性もあるので、注意が必要だ。鹿類はもちろんのこと、普段はのんびりしているようにみえるBisonも、その気になれば俊敏に動く。普通の人間が走って逃げられる動物などほとんどいない。次に、ルールとして、Elk等の野生動物に対して、25 yards (= 22.86 m)以下の距離に接近することは法律で禁じられている(熊とオオカミは100 yards = 91.44 m)。これはリスなどの小動物についても同様である。違反すると罰金を科せられる。最後に、実際問題として、毎年何人もの人がBisonやElkの体当たりを受けて、大怪我を負っている。Wadeの両親は、運転中Buffaloに突進されて、車がへこんだことがあるらしい。昨年、Canadaの国立公園(Cape Breton Highlands National Park)でFolk SingerのTaylor Mitchell(19歳)がCoyoteにかみ殺された事件は、記憶に新しい。日本には野生哺乳類がほとんどいないため、動物との距離感を把握することは難しいが、周囲のアメリカ人より前に出ることは避けるべきであろう。実際に動物を目にして、写真を撮ろうと思うと、どうしても前に出て行きたくなるが、危険な行為である。動物の写真を撮ることを旅の大きな目的に設定するのであれば、事前に一眼レフカメラと相応のズームレンズを用意することを勧めたい。コンパクトカメラで野生動物を撮影することは、ズーム、フォーカスのスピード、センサーの感度の点において、難度が高い。上のElkの写真は全て200mmレンズで撮影した。500mmレンズと併用していると、ズーム性能が貧弱であるかのように感じるが、並みのコンパクトカメラよりは、はるかに寄れる。決してElkに近づき過ぎているわけではない。
興奮冷めやらぬまま、3時30分ごろWest Thumb Geyser Basinを出発。Yellowstone Lake湖岸に沿って北上した。Fishing Bridge Villageでトイレ休憩。この後、Fishing Bridge JunctionとCanyon Junctionの中間のどこか(おそらく、Mud Volcano Areaの南)でPelicanを発見した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/97/fa46ce12c475cb884f81e2685da2c545.jpg)
Pelican。4時26分、500mmレンズで撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/b0/59973d141dd83a6abbab877d0fd560f8.jpg)
Pelican。4時31分、500mmレンズで撮影。
Pelicanを見た前後に、Hayden Valley内のGrizzly Overlook(Fishing Bridge Junctionから9.6 miles)で、Bald Eagle(ハクトウワシ)を見た。残念ながら、写真を撮る前に飛び去ってしまった。このポイントには、この後何度も来たが、Yellowstone内でも指折りのWildlife Watch Pointである。
さて、Canyon JunctionまでGrand Loop Rdを北上した後、左折して西進。Canyon JunctionからNorris Junctionまでの間は、特に見所はなかった。Norris Junctionで右折して北上。5時30分ごろ、Roaring Mountainに到着した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/75/2c284a4ed6c4eb33102e0c6fadccf736.jpg)
Roaring Mountain(轟く山?)。5時34分撮影。
Norris Junctionの北は、Mooseが出そうな湿地帯が続く。6時ごろ、Mammothのすぐ手前に人だかりができていた。巨大な雄Elkがいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/82/f17706aaedcee3e7d8c5b59f6bf953a1.jpg)
Bull Elk。6時6分、500mmレンズで撮影。角の分岐は7回。
ぬかるみで泥を浴びているように見えた。これまで見たElkの中で最大だが、調査用の耳タグがついている点が残念だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/5b/17f2e6054d514101d8ef72e2d6d15a51.jpg)
Bull Elk。6時6分、500mmレンズで撮影。
6時20分ごろ、Mammoth Hot Springsに到着した。CabinのOfficeがどこにあるか分からず、探し回って時間と体力を浪費した。結局ホテルのフロントがCabinのOfficeを兼ねていた。
Cabinは一戸建てで、きれいだったが、洗面台しかない。トイレとシャワーは共同で、別の建物まで行かなければならなかった。親にはこれが結構ストレスだったようだ。しかし、一泊$ 102.55と安いので、あまり文句は言えない。
7時30分ごろ、レストランに行ったが、45分待ちだった。ホテルの売店などで時間をつぶした後、ようやく夕食。細麺のパスタを食べたが、これは美味かった。
両親はもちろん、自分もかなり疲れていたので、次の日は休養日に設定し、朝はゆっくり起きることにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/98/1c1333d7cdf1e031da87aaafbd0e391f.jpg)
Tetonsの夜明け。7時1分撮影。雲が多く、日の光が弱々しかった。
7時10分ごろ、Snake River Overviewを出発。Glacier View Turnoutに移動した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/21/ec79465bcc7849317385612489512dd7.jpg)
Glacier View Turnoutから眺めたGrand Teton。7時23分撮影。Grand Tetonの右下に見えるのが、Teton Glacier。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/90/62a1c96344215b362fbbe41441120e7f.jpg)
Glacier View Turnoutから眺めたTetons。7時25分撮影。Grand Tetonの左下の氷河は、Middle Teton Glacier。
7時25分ごろ、Glacier View Turnoutを出発。Schwabacher Landingに移動した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/81/9082a3f5931ba190e9ece03ca772aa07.jpg)
Schwabacher Landingから眺めたTetons。7時47分撮影。このポイントはお勧め。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/d0/3b1e9b845ee102eefce3398d24147c84.jpg)
Schwabacher Landingから眺めたTetons。8時1分撮影。
昨日行ったAmphitheater Lakeは、上の写真のGrand Tetonの左下の森林限界(森の上縁が逆への字に見える部分)にある。窪みになっているため、この位置から湖自体は見えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/96/5e060dac66092bd41b3bc21b85006831.jpg)
Schwabacher Landingから眺めたAmphitheater Lake(があるであろう場所)。7時58分撮影。
さらに拡大。湖は、細い滝状の雪渓の下。
8時5分ごろSchwabacher Landingを出発。北上して、Cunningham Cabinに行った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/32/d2ba9e8150ee6d9b299531e05909bb61.jpg)
Cunningham Cabin入り口付近の木の柵。8時28分撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/90/e7cb1e671ae30577b80c6f6a25b47393.jpg)
Cunningham Cabinの中から窓越しに見たTetons。8時55分撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/8d/dfc1d4cd7d648a4cba54bc4b8cad6a81.jpg)
木の柵とTetons。9時2分撮影。母のリクエスト通りの構図で撮影した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/14/a42b8eb079ab2dac69b6db5ef7794691.jpg)
Cunningham Cabinにて。9時4分撮影。
9時5分ごろCunningham Cabinを出発。Colter Bayに戻った。General Storeでサンドイッチとコーヒーを買い(9時58分)、Cabinで朝食。その後、荷物をまとめて出発した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/7d/78e01e8b3aecba725f149ee9f4caec55.jpg)
Colter Bay Cabinの外観。10時34分撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/0c/bb4312cd45862bfd094d2ff7f3ac6755.jpg)
Colter Bay Cabin内部。10時40分撮影。
この部屋は3 bedroom cabinで、画面手前にもう一つベッドがある。画面左奥のベッドはサイズが小さい。部屋の広さは充分で、3人いても窮屈な感じはしなかった。室温調節については、暖房は入るが冷房設備はない。親は寒がって暖房をがんがんにかけた。しかし、親に最適な温度はテツには暑すぎた。Bathroomには、シャワーと洗面台とトイレがあり、バスタブはない。質素だが、快適なCabinだった。
10時50分ごろCabinをCheck out。Visitor Centerに行って、書籍などを購入し、11時20分ごろYellowstoneに向けて出発した。11時45分ごろ、YellowstoneのSouth Entranceに到着した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/02/9252a5f0226869b2d62be7f6c1309454.jpg)
YellowstoneのSouth Entranceにて。11時47分撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/37/117e8764d595ba95fc7d8f92f8fc1ad1.jpg)
Moose Falls。12時6分撮影。ゲートを越えてすぐのところにある滝。
Moose Fallsを過ぎると、山火事で枯れた木が目立ち始め、やがてLewis Canyonの切り立った峡谷の上に出た。特異な景観だが、道が峡谷の縁ぎりぎりにつけられている。脇見運転は危険極まりない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/cf/517b664ce74ccd3903c750ac7991cadd.jpg)
Lewis Canyon。12時22分撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/b3/de1b999845e22ae963924296df8adaa6.jpg)
Lewis Falls。12時46分撮影。
1時15分ごろ、Grant VillageのVisitor Centerに到着。Visitor Centerで地図を購入し、General Storeでコーヒーを買った。1時40分ごろ出発。Villageの出口でCoyoteを発見した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/43/43ad4a45810886f5f81ee512fcfeb31b.jpg)
Coyote。1時44分撮影。残念ながら後ろを向いてしまった。
2時ごろ、West Thumb Geyser Basinに到着。温泉めぐり開始。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/94/5cf977ffe2081320bf6efd79b4f908a9.jpg)
Seismograph(地震計) Pool。2時16分撮影。
なぜ地震計?ところで、しばらく前にYellowstoneに来たT木氏から聞いていたことだが、温泉の撮影では、湯気が大変邪魔になる。風向きを読んで、タイミングを見計らって撮る必要があり、本気でかかると結構な時間をとられてしまう。忍耐が必要である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/0b/927c9c24e5adfa41bb9ad12fc3aba935.jpg)
金色の細流。2時20分撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/ed/76f44677348ad26734b18ba3d8b64f74.jpg)
Fishing Cone。2時27分撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/12/587f4b0954bbb3eb3c457bdaca1b83ca.jpg)
Black Pool。2時31分撮影。なぜBlack?
木道のすぐ脇の木陰にElkがいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/ce/6453e313db226bbe48a7ac9448083c0c.jpg)
Cow Elk。2時41分撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/1c/1d1acac00894cc34a9a58343e0a348df.jpg)
Blue Funnel Spring。2時48分撮影。
木道を歩いていると、右手の草陰に立派な雄Elkを発見した。雄の視線の先を見ると、林の中に雌Elkの群れがいた。さっきの雌も群れの中の一頭に違いない。しばらく見ているうちに、雌Elkの一頭が、木道を越えて、Hot Springのエリアに入っていった。これを見た雄Elkはすっと立ち上がり、雌の後を追い始めた。
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Bull Elk。3時12分撮影。角の分岐は6回。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/c5/59ae31bbf07d267f3d8a648db2ec2aff.jpg)
Bull Elk。3時12分撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/cb/c766ead21440576eef5699ec5bc2efdb.jpg)
Bull Elk。3時12分撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/43/ec1fe50e1fa8de49db7781ebf505a723.jpg)
Bull Elk。3時12分撮影。クリックで拡大可。格好良すぎ!
さて、雌を追ってのしっと木道に上がった雄Elkは、すぐに雌の方には行かず、90度右にターンして、木道の上を、我々人間の方に向かってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/13/0dcc9411d83729f7194daa89063268a1.jpg)
Bull Elk。3時12分撮影。
こんな大きさの雄Elkに突進されたら、大怪我どころではすまない。テツ一家および周囲のアメリカ人たちは、大慌てで距離をとった。ところが、現場にいたアジア人(おそらく中国人。韓国人かもしれない)の団体旅行客の中に、逃げるどころか、Elkの方向に向かって歩いて行った女性二人組みがいた。そして、一人がカメラを構え、もう一人は向かってくるElkに背を向けて、記念撮影!正直、恐ろしい光景が見れるのではないかと邪悪な期待をしてしまった。幸いなことに、人間に接触する前に、Elkは左に90度方向転換し、柵をひょいと飛び越えて、Hot Spring側に移動した。そして、雌Elkを追いかけて、木道の反対側に追いやると、自分はHot Springの脇に仁王立ちになって、あたりを睨み回した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/2a/fb1c545a3a4a2cbf833d8ae8ec66547d.jpg)
Bull Elk。3時15分撮影。
ここで、今後Yellowstoneを訪れるかもしれない方々に忠告。まず、大前提として、Bison、Elkなどの大型動物に近づくことは非常に危険である。特にこの季節(9~10月)は、発情期(rutting season)であり、雄は気が立っている。直接的な攻撃を受けなくても、動物同士の争いに巻き込まれる危険性もあるので、注意が必要だ。鹿類はもちろんのこと、普段はのんびりしているようにみえるBisonも、その気になれば俊敏に動く。普通の人間が走って逃げられる動物などほとんどいない。次に、ルールとして、Elk等の野生動物に対して、25 yards (= 22.86 m)以下の距離に接近することは法律で禁じられている(熊とオオカミは100 yards = 91.44 m)。これはリスなどの小動物についても同様である。違反すると罰金を科せられる。最後に、実際問題として、毎年何人もの人がBisonやElkの体当たりを受けて、大怪我を負っている。Wadeの両親は、運転中Buffaloに突進されて、車がへこんだことがあるらしい。昨年、Canadaの国立公園(Cape Breton Highlands National Park)でFolk SingerのTaylor Mitchell(19歳)がCoyoteにかみ殺された事件は、記憶に新しい。日本には野生哺乳類がほとんどいないため、動物との距離感を把握することは難しいが、周囲のアメリカ人より前に出ることは避けるべきであろう。実際に動物を目にして、写真を撮ろうと思うと、どうしても前に出て行きたくなるが、危険な行為である。動物の写真を撮ることを旅の大きな目的に設定するのであれば、事前に一眼レフカメラと相応のズームレンズを用意することを勧めたい。コンパクトカメラで野生動物を撮影することは、ズーム、フォーカスのスピード、センサーの感度の点において、難度が高い。上のElkの写真は全て200mmレンズで撮影した。500mmレンズと併用していると、ズーム性能が貧弱であるかのように感じるが、並みのコンパクトカメラよりは、はるかに寄れる。決してElkに近づき過ぎているわけではない。
興奮冷めやらぬまま、3時30分ごろWest Thumb Geyser Basinを出発。Yellowstone Lake湖岸に沿って北上した。Fishing Bridge Villageでトイレ休憩。この後、Fishing Bridge JunctionとCanyon Junctionの中間のどこか(おそらく、Mud Volcano Areaの南)でPelicanを発見した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/97/fa46ce12c475cb884f81e2685da2c545.jpg)
Pelican。4時26分、500mmレンズで撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/b0/59973d141dd83a6abbab877d0fd560f8.jpg)
Pelican。4時31分、500mmレンズで撮影。
Pelicanを見た前後に、Hayden Valley内のGrizzly Overlook(Fishing Bridge Junctionから9.6 miles)で、Bald Eagle(ハクトウワシ)を見た。残念ながら、写真を撮る前に飛び去ってしまった。このポイントには、この後何度も来たが、Yellowstone内でも指折りのWildlife Watch Pointである。
さて、Canyon JunctionまでGrand Loop Rdを北上した後、左折して西進。Canyon JunctionからNorris Junctionまでの間は、特に見所はなかった。Norris Junctionで右折して北上。5時30分ごろ、Roaring Mountainに到着した。
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Roaring Mountain(轟く山?)。5時34分撮影。
Norris Junctionの北は、Mooseが出そうな湿地帯が続く。6時ごろ、Mammothのすぐ手前に人だかりができていた。巨大な雄Elkがいた。
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Bull Elk。6時6分、500mmレンズで撮影。角の分岐は7回。
ぬかるみで泥を浴びているように見えた。これまで見たElkの中で最大だが、調査用の耳タグがついている点が残念だ。
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Bull Elk。6時6分、500mmレンズで撮影。
6時20分ごろ、Mammoth Hot Springsに到着した。CabinのOfficeがどこにあるか分からず、探し回って時間と体力を浪費した。結局ホテルのフロントがCabinのOfficeを兼ねていた。
Cabinは一戸建てで、きれいだったが、洗面台しかない。トイレとシャワーは共同で、別の建物まで行かなければならなかった。親にはこれが結構ストレスだったようだ。しかし、一泊$ 102.55と安いので、あまり文句は言えない。
7時30分ごろ、レストランに行ったが、45分待ちだった。ホテルの売店などで時間をつぶした後、ようやく夕食。細麺のパスタを食べたが、これは美味かった。
両親はもちろん、自分もかなり疲れていたので、次の日は休養日に設定し、朝はゆっくり起きることにした。