東横『学芸大学駅』近くの産直パブ、地元に必要なお店として。明るく楽しく、天を敬い、人を愛する。楽しく飲みたい

美味しい産直料理 元気楽しいスタッフ、カラオケ&トークで盛り上がり、ストレス解消♪、常に新風!良心的なお店。

置き去りにされた悲しみ

2013年08月26日 21時38分54秒 | 大震災復興支援
ちびっ子プロレス教室&復興支援会津大会の翌日、
東京へ帰る前に1ヶ所でも仮設住宅に挨拶しなきゃ、

もう何度も会っている方の家を覗いたら、
元自治会長さん、丁度在宅、
みなさんおじいいさん、おばあさんが集まって茶を飲んでいた。

『昨日、行きたかったけど、足がなくて行けなかった!』
電話してくれたらお迎えに来ましたのに、

え!
確かにお集まりの皆様80歳代~70歳代の皆様、

色々話をしているうちに、
『なんとかちゃん!あそこの家はイワキへ行ったとか、』
『お盆は一時帰宅が許され、行ったけど、もう、散々だった、』


『オラも来年3月までだここ、白川の方に家を建てるだ』
我々はそれまで何度ここを訪れる事なるのだろうか

家の前で話していると現在の自治会長も来て立ち話、

仮設住まいも3度目の夏、
敷地の至るところに野菜を栽培してる、
プランターが小さいからなかなか難しいだろうが、
色々作られている、
『茄子、胡瓜はシッカリ剪定しないと、』
などと云いながら、指で不要な葉を切り、
『これはいい茄子だ、』
と云ったら元自治会長は茄子をちぎり、

『持ってて、』
とにっこり、
なんだか涙が出そうになるのを我慢、

その笑顔が今でも目に焼き付いている、

日当たりの悪い場所に、
それもゴロタ石の間から、大葉が立派に咲いていた。

昨年の大葉の種が落ちて、ごろた石の下から目を出し、
立派に大きな葉を咲かせたのだろう。


この大葉も忘れられた存在だったが、こんな過酷場所でも、こんな立派に育ってる。

人もどのような過酷な条件でも強く生きて行かなければイケない。

そんな事、お構いしな、
同行のカップル達は昼の宴会の酒のせいか、
何が楽しいのか、
幸せそうに、
駐車場のところで大きな嬌声をあげながら騒いでいる。

そうだな、
来年は大きなプランター、土を持って来よう、
大量に持って来よう。
そして、北会津の野菜農家さんにも手伝いって頂き、
本格的な家庭菜園を作ろう~~~


苗に牛乳と黒糖、少し大きくなって、葉に酢と焼酎に黒砂糖、
害虫駆除にハエ取り紙、

因みに原発避難の皆様へのこれからの生活の拠点の指針は一切決まっていない。

お盆に一時帰宅された方から、
放置されたままの避難地区は見るも悲惨な状態だったと聞く、
道路にも草が生え、どうしようもない感じだったと聞いた。

確かに金銭的には充分なモノがあてがわれてはいる、
しかし、住まいは仮設のまま、
どんどん孤独死して行く老人達も多い、







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