鬼平犯科帳や剣客商売で数多くの食べ物が出てくる、菜飯、のっぺい汁、軍鶏鍋、湯豆腐、白魚、深川丼、田楽、小鍋立て、真田蕎麦、まあ、沢山出てる。その中でも異彩を放つ、異様な食べ物が有る。一本饂飩、
白蛇がどくろを巻いてる、なんと不気味な饂飩だ、
『五寸四方の蒸籠ふうの入れ物へ、親指ほどの太さの一本うどんが白蛇のようにとぐろを巻いて盛られたのを、冬はあたため、夏は冷やし、これを箸でちぎりながら、好みによって柚子や摺胡麻、ねぎをあしらった濃目の汁をつけて食べる。』(池波正太郎『鬼平犯科帳』第七巻「掻掘のおけい」)
『日は傾いていたし、かなり歩きもした。腹も空いてきたし、こうしたときに海福寺門前へさしかかったので、どうしても忠吾、素通りはできない。というのも、門前の豊島屋という茶店で出している一本饂飩が、忠吾の大好物なのだ。』(池波正太郎『鬼平犯科帳』第十一巻「男色一本饂飩」)
食べてみようなどと考えた事もないが、神田まつやに行く度に何故か一本饂飩を思い出す。
蕎麦や饂飩を打つ作業場がど~んと構えてある、あのまつやの打ち場をみると思い出すみたいだ、
しかし、この一本饂飩、なかなか食べれない、
自分で作ってもなかなか長くはならない。
食べに行こう、と調べてもなかなかない、
都内で1軒、探した、かま揚げ『高田屋』
二人で行こうとしても、ダメ、4人からの予約、面倒だなぁ~、
でも食べてみたい、見てみたい、どうせ行くなら一本饂飩の存在を多少なりとも知っている人が良いと思うが、人数が多過ぎなのも問題、
結局、9人で食べに行く事になった、
先ず、驚き、次にまあ、不味くはない、
また、この高田屋さんの出汁が実に旨い、関西風の出汁、実にいい、
(江戸時代の江戸は醤油味の濃口だったので、この出汁とは違うが、
まあ、そこは仕方ない、)
9人で6メートルの一本饂飩を箸で切りながら食べるのだが、なかなか箸で切れない、
ハサミを親方に所望しようにも、なんだか、箸で切るのがならいみたい。
それにしても良き経験をさせて頂いた。
親方様有難うございました。西尾先生有難うございました。
並びに、ゆうきお姉様お疲れ様でした。
白蛇がどくろを巻いてる、なんと不気味な饂飩だ、
『五寸四方の蒸籠ふうの入れ物へ、親指ほどの太さの一本うどんが白蛇のようにとぐろを巻いて盛られたのを、冬はあたため、夏は冷やし、これを箸でちぎりながら、好みによって柚子や摺胡麻、ねぎをあしらった濃目の汁をつけて食べる。』(池波正太郎『鬼平犯科帳』第七巻「掻掘のおけい」)
『日は傾いていたし、かなり歩きもした。腹も空いてきたし、こうしたときに海福寺門前へさしかかったので、どうしても忠吾、素通りはできない。というのも、門前の豊島屋という茶店で出している一本饂飩が、忠吾の大好物なのだ。』(池波正太郎『鬼平犯科帳』第十一巻「男色一本饂飩」)
食べてみようなどと考えた事もないが、神田まつやに行く度に何故か一本饂飩を思い出す。
蕎麦や饂飩を打つ作業場がど~んと構えてある、あのまつやの打ち場をみると思い出すみたいだ、
しかし、この一本饂飩、なかなか食べれない、
自分で作ってもなかなか長くはならない。
食べに行こう、と調べてもなかなかない、
都内で1軒、探した、かま揚げ『高田屋』
二人で行こうとしても、ダメ、4人からの予約、面倒だなぁ~、
でも食べてみたい、見てみたい、どうせ行くなら一本饂飩の存在を多少なりとも知っている人が良いと思うが、人数が多過ぎなのも問題、
結局、9人で食べに行く事になった、
先ず、驚き、次にまあ、不味くはない、
また、この高田屋さんの出汁が実に旨い、関西風の出汁、実にいい、
(江戸時代の江戸は醤油味の濃口だったので、この出汁とは違うが、
まあ、そこは仕方ない、)
9人で6メートルの一本饂飩を箸で切りながら食べるのだが、なかなか箸で切れない、
ハサミを親方に所望しようにも、なんだか、箸で切るのがならいみたい。
それにしても良き経験をさせて頂いた。
親方様有難うございました。西尾先生有難うございました。
並びに、ゆうきお姉様お疲れ様でした。