旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

奥州道中二十七次 街道めし6 氏家宿「なかや」

2019-11-05 | 旅のアクセント

 鬼怒川を渡って氏家宿に至る。
ゴールまで持ち越したこの日の街道めし、西導寺門前「なかや」で "とろろそば" なのだ。
老いたご主人と息子さんが切り盛りする。出前の電話は鳴りっぱなしだ。
後継者難で事業承継を諦める店、シャッター商店街と化した地方の中心市街地。
こんな家族経営の町の蕎麦屋さんが残ってくれるよ良い。
そう思わせるほど、二八そばは喉越しがよく美味しかったのだ。

2017/10