旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

JY16 山手線立ち呑み事情 春田屋@新大久保

2024-01-11 | 大人のたしなみ

 初めて降り立った夕暮れの新大久保駅、街の雰囲気は想像していた以上にあちら風。
人混みを掻き分け明治通り方面へ、その店の赤ちょうちんを見つけると、なんだかホッとするのだ。

風除けのテントで囲まれて5〜6名の立ち飲みスペース、店名が描かれたジョッキで先ずは生ビール。
アテに択んだ “ジャガバタ塩辛” だけど、えっフレンチフライ?まぁ400円だからこんなものか。

憂いげな田中みな実に見つめられて “タコハイ” を試す。この店に遥さんは居なかった。
青じそを散らして “漬けマグロブツ” はなかなかの一品、ぬる燗が合いそうだね。

ホッピーはすでにナカをお代わりして、目の前の焼き台で “バラ味噌” と “バラにん芽” を焼いてもらう。
〆は短冊に見つけた “豆乳鍋”、鶏に豆腐に椎茸それに野菜たちが優しく煮えて美味しい。

鍋とともに、つい “ハイボールレモン” っと声が出てしまって、結局これで5杯め。
マネークリップから小4枚を抜き出したから、この手のお店からすると、やはり飲み過ぎだね。
あちら風情の新大久保の街はいつしかとっぷり暮れている。それでは次回新宿でお会いしましょう。

<40年前に街で流れたJ-POP>
秋冬 / 高田みづえ 1984



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