井原交差点を路面電車が右折して往く。
豊橋鉄道の市内線は終点直前で2方向に分かれる。一方は直進して赤岩口へ。
もう一方は運動公園前へ。どちらが本線、支線と云う区別はないようだ。
この日は「ええじゃないか豊橋まつり」の最終日。街中只ならぬ賑やかさだ。
市内線1日フリー乗車券を買ったら、イベントには目もくれず、乗って呑むのだ。
始発の駅前電停からは赤岩口行きと運動公園前行きが交互に出発する。
まつりの日の紅い電車に日章旗の髪飾りが似合っている。
まつりのメイン会場の豊橋公園前へ向かう満員の乗客を乗せ、電車はガタゴト走る。
「花電車」と擦れ違いながら、電車は20分と少々かけて赤岩口へ到着した。
競馬場前からは単線になっているので、紅い電車はそそくさと折り返していく。
井原交差点に戻ったら、もう一方の終点・運動公園前までガタゴトと揺られる。
こちらの電車は、空色の地に虹が描かれているね。
メインカウンターが店内から店外へ飛び出した斬新なデザインの「立呑酒場・がや」。
ハムカツセット(550円)でウイスキーソーダ、よく冷えた琥珀が浸みわたる。
ポテサラ(280円)、トピングのカリカリは何だろう。美味しい。赤ワイン(380円)と楽しむ。
さて、ウォーミングアップはできた、本格的に旨い酒場を探しにいく?
豊橋鉄道・東田本線 駅前~赤岩口 4.8km
井原~運動公園前 0.6km 完乗
南こうせつ / 夢一夜 1978