新沼健 日々独言

映画・ドラマの感想、美味しかった料理、街歩き、世相に関する私の考えなどを書いています

とても丁寧に作られた作品だが盛り上がりに欠ける「泣き虫しょったんの奇跡」

2018年09月09日 05時41分32秒 | レビュー 映画・ドラマ


東京自由が丘大人の音楽教室、の新沼健です。

自由が丘大人の音楽教室とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。

地元在住の監督作品と知り、おっとり刀で鑑賞して来ました。

あらすじ

幼少期より将棋一筋で生きてきた“しょったん”こと瀬川晶司(松田龍平)は、プロ棋士の登竜門である新進棋士奨励会に入会する。しかし、「26歳の誕生日までに四段昇格」という規定への重圧から勝てなくなり、年齢制限により退会する。途方もない絶望と挫折感を味わう晶司だったが、親友の鈴木悠野(野田洋次郎)や家族など周囲の人々に支えられ、夢をかなえるため再び立ちあがる。(シネマトゥデイより)

監督がプロ棋士を目指していたということもあるのか、とても丁寧に作られた作品でキャスティングも豪華です。

しかしながら、明確な敵役を設定していないため、主人公が将棋に勝利しても、いまひとつ達成感・爽快感が乏しいと感じてしまいます。
そのあたりは、「3月のライオン・前編」の新人戦エピソードに比べるとだいぶ見劣ります。
かなりの良品だが、盛り上がりに欠ける、というのが私の評価です。

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