新沼健 日々独言

映画・ドラマの感想、美味しかった料理、街歩き、世相に関する私の考えなどを書いています

夏ドラマ雑感 松本穂香の好演で救われた・明るくなった「この世界の片隅で」

2018年09月27日 06時18分42秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲ 松本穂香の好演で救われた・明るくなった「この世界の片隅で」


自由が丘大人の音楽教室の新沼健です。

「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。

気がつけば9月も後半、夏ドラマも次々最終回を迎え、視聴中のドラマは「インベスターZ」の最終回を待つだけとなりました。

そこで視聴した、途中で打ち切ったドラマについての雑感です。

アニメ版は鑑賞後にどんよりした重い空気がしばらく残りましたが、ドラマは松本穂香の好演で、ほんのりした希望に満ちた明るい大団円となりました。

特に手を失って以降の「すず」さんの力強さは、以前のぼけぼけの「すず」さんと好対照で、戦後の混乱期もきっと明るくしのいでいけるのだろうと予感させました。

「すみ」ちゃんの原爆症は少し影を落としましたが、土村芳のご主人も最後には帰還し、とても後味の良い最終回でした。

ドラマに付け加えられた現代パートも、最初は意味不明でしたが、この明るい最終回のための伏線でした。

アニメ版の「芸術性・作品性」と比べるとどうか、いろいろ議論は尽きないと思いますが、ドラマ版も良作であったと思います。





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする