新沼健 日々独言

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冬ドラマ雑感 ドラマの良し悪しはやはり脚本にあった、森下佳子脚本の日曜劇場「天国と地獄 〜サイコな2人〜」がとても面白い

2021年02月05日 12時17分50秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲森下佳子脚本の日曜劇場「天国と地獄 〜サイコな2人〜」がとても面白い


自由が丘大人の音楽教室 新沼健です。

最終盤の日曜劇場「危険なビーナス」の放映中、新ドラマの番宣で「女性刑事・綾瀬はるかとサイコパスな殺人鬼・高橋一生の魂が入れ替わる」というようなCMを聞いた時、次回作、はたしてドラマとして成立するのだろうか?そう思わずにはいられませんでした。

ただ、脚本はあの森下佳子であり、ドラマのTBSの金看板・日曜劇場枠だし、とりあえず初回は見てみるか、と、割と半信半疑な気持ちでの視聴でしたが、初回からガッチリと心をわしづかみされてしまいました。それくらい、実に面白い。

2度目に二人が歩道橋を転げ落ちるシーンでは、このまま江戸時代にタイムスリップして、綾瀬はるかが「咲」になったらどうしよう、などと思えるほど「仁」のような描写と音楽が少々気になるものの(スタッフはワザとやっているのでしょうか?)、男女入れ替わりの、もはや、お約束ともいえるコメディシーンも高橋一生が抜群の演技で思い切り笑わせてくれたり、綾瀬はるかが、凄みが滲み出るかのような「悪人顔」を見せてくれたりと、主演二人の演技も抜群で、次回が待ち遠しくて仕方ありません。

森下佳子くらいの大家になると、生田斗真が書き直しに苦労するようなスタッフからのダメ出しなど絶対無いのだろうなあ(受け付けないのだろうなあ)、などと他のドラマと脳内でシンクロしてしまいますが、どんな人気のアイドルを主演に立てようが、脚本家をテキトウに選ぶと面白いものは絶対に出来ない、きっとそういうことなのでしょう。

脚本家の選択は大事だ、とはいえ、橋本忍のような絶対的な大家といえど「幻の湖」のような大迷作を作ってしまうし、今期のドラマでも「恋愛の神様(!?)」なる売れっ子を起用しながら「柄のとれた肥柄杓」のようなドラマを放映している放送局もあるわけで、実はプロデューサーの目利きこそが一番大事なのかもしれません。


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