新沼健 日々独言

映画・ドラマの感想、美味しかった料理、街歩き、世相に関する私の考えなどを書いています

朝ドラ「カムカムエヴリバディ」第12週と58・59回の雑感

2022年01月25日 12時35分14秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲朝ドラ「カムカムエヴリバディ」第12週と58・59回の雑感


第12週の最後・57回(金曜日)で再開を果たしたるいとジョーでしたが、ジョーの思いがけない冷たい言葉に凍りつき、踵を返してクリーニング店にもどる、るい。

第12週の最後・57回(金曜日)は、おおよそ全ての視聴者の予想を裏切るとても意外な展開でした。

金曜朝イチのゲスト、作家・原田マハ氏は当日の朝ドラ受けで、るいが手に持った鍋が伏線になっているのでは?と予想されていました。

しかしそれは伏線というか、脚本家・藤本有紀のとても秀逸な小道具使いの職人芸でした。

58回冒頭、クリーニング店に戻ったるいでしたが、買いに行った豆腐が入っているはずの鍋がカラ、ということから何事かあったことを察する濱田マリ。

それでストーリーは展開。

「ナイト&デイ」への洗濯物の配達をるいに代わって村田雄浩に行かせ、そこでジョー帰阪の本当の理由が判明、それを聞いたるいが、ジョー潜伏先の旅館に走る。

「安子編」と比べ、かなりゆったり進行している「るい編」ですが、58回はいつになくスピーディー、しかし、視聴者誰もが十分に理解できる、納得の進行でした。
そして、ラスト、るいの決意をキリッとした表情で絶妙に表現した深津絵里の演技が見事でした。

そして本日の59回、土曜日に予告編を見てしまい、おおよその展開が読めてしまったため、特に意外感もなかったのですが、朝ドラ受けの、ジョー潜伏先が1階であったという指摘が一番の驚きでした。



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