▲佐渡島 11/11〜14
▲二日目の朝、宿の屋上から見える佐渡島の汽水湖・加茂湖と日本海
両津港へ戻りレンタカーを借りました。
佐渡島三泊ということで朝10時という、かなり遅めの出発です。
借りた車が3代目か4代目のプリウス。HVなので当初は中々操作に馴れませんでしたが、馴れればそこそこパワフルな走りを見せてくれました。さすがトヨタのベストセラー車だけあります。
▲「朱鷺センター」
最初に訪れたのは「朱鷺センター」。
鳥インフルのせいで、見学できる場所がおよそ半分に縮小されていました。
大きなケージの中で、食事後のんびり動かない朱鷺が三羽おりました。
学芸員さんのお話では、ここで育った朱鷺が、すでに250羽以上放鳥されていて、運が良ければ野生になった朱鷺を見ることが出来るとのことでしたが、「朱鷺センター」後は、あまり朱鷺がいないという、海岸線のドライブだったためか、結局「生」朱鷺を見ることが出来たのはここ、「朱鷺センター」だけでした。
▲「たらい舟」乗り場
昼食後、海岸線をドライブして小木に移動。
「たらい舟」に乗りました。
「たらい舟」は正に大きなたらいを浮かべて櫓をつけただけなので、見るからに安定が悪く、船頭さんに「漕いでみる?」といわれて友人はエッチラ漕いでみたものの、前に進めず回るばかり。
私にも「漕いでみる?」とお声掛けいただきましたが、重量級の私が下手に立ち上がるとバランスを崩して海へ転落しかねないと思い、遠慮しておきました。
▲宿根木の町並み
その後も海岸線をドライブし、宿根木に到着。
ここは江戸時代の町並みをそのまま残す、風情のある集落でした。
宿根木散策の後、西三川ゴールドパークに到着。
ここは砂金取りの体験が出来る施設です。
施設の脇を流れる川から、水と川泥を引き込んでいるのでしょうか、施設内の水路には、砂が堆積していて水がゆっくり流れているようです。
そこに洗面器状のもの入れて砂を掬い、ゆらゆら水の中で揺らしながら砂金を取るのです。
説明の人が実演してくれるので、その通りにするのですが、中腰で洗面器状のものをゆらゆら水の中で揺らすのがかなりの苦痛で、私は5分ほどでギブアップ。
残り時間は友人が砂金を発見するのを見ておりました。
が、残り時間が10分を切った頃に説明の人が再登場して、私がギブアップしているのを見て、「もう少し頑張りましょう」と言いながらざくっと砂を掬い、ゆらゆら水の中で揺らして半分くらいにしたのを私に渡し、「これでやってみて下さい」とのこと。
じっと見られていたので、致し方なく再開、そうすると二粒の砂金を発見! 無事に採取することが出来ました。
しかしながら、砂金集めは割の合わない仕事だな、と実感しました。
ゴールドラッシュ時代のアメリカで、一番儲けたのが、金を掘りに来た人たちにスコップを売った商人だ、という話を思い出しました。
▲中腰の重労働
西三川ゴールドパークを後にして、本日最後はライトアップされた、北沢浮遊選鉱場跡です。
緑の苔に覆われた「The 廃墟」という趣の場所でした。
▲北沢浮遊選鉱場跡
暗くなり、寒くもなってきた北沢浮遊選鉱場跡を後に、本日の宿まで5分ほど車を走らせました。
今日の宿も温泉付き。
食事は部屋食でなく、食堂でしたが、海産物が美味しく、かつ、お酒も美味しくてリーズナブル。
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▲大変美味な海産物!
宿のオーナーが原発反対派のようで、政治的な話は私と一切合いそうもないと思いましたが、宿は清潔で温泉もよく、ここにはまた来たいなと思いました。