▲ファン限定の駄作、中島健人主演「彼女はキレイだった」
夏ドラマが次々と終了し、秋ドラマが始まっているので、視聴していた夏ドラマ雑感の最終回 その1です。
家人の付き合いで視聴していた、中島健人主演「彼女はキレイだった」ですが、中島健人を見ることが出来るだけで満足!!というファン限定のドラマで、私の評価の対象にはならない、実に不出来なドラマでした。
私の勝手な想像ですが、中島健人を主役としてドラマを作ることだけ決まったのでしょう。
私が密かに名付けた3ケント(山﨑ケント、賀来ケント、中島ケント)のダントツ最下位で、役者としてすでに致命的なほどの周回遅れとなっている中島健人は、本来なら役者としての幅を広げるため、いろいろな役に挑戦すべきと思うのですが、「セクシー王子(!?)」という珍妙なイメージは絶対守らなければならないという枷が、事務所によってはめられているのでしょう。
そこで、Jファン(家人を含む)にウケの良かった映画「黒崎くんの言いなりになんてならない」の黒崎くんに似たキャラでドラマにしよう、適当な韓ドラがあるのでそれ原作で行こう、となったのでしょう。
作品としての完成度は目指さないが、それなりに視聴率は取りたいので、人気急上昇のイケメン赤楚君を恋敵に抜擢し、セクゾ以外のJファンも引きつけたいので高橋くんも出演させよう、話題作りにフリーアナの宇垣美里も出演させよう、ついでにLiLiCoも!
キャスティングをみるとそのような事情が透けて見えます。
また演出意図不明の最終回・一部生放送というのも、話題作りありきだったのが見え見えです。
映画「銀の匙」の好演でせっかく”3ケント”に名を連ねた中島健人くんですが、役者として今のままでは先細るだけでしょう。
▲これで見納めは辛い!片瀬那奈
当ドラマで唯一評価できる点は、私の大好きな女優・片瀬那奈を起用したことだけです。
ネットでは、プライベートの問題で片瀬那奈が出演する最後のドラマになるといわれており、それが本当なら実に残念です。