スケソ漁終わる

１月１０日（木）


寒っ！
すんごく寒い

シバレルってこういう日の事を言うんですね。
家の中が暖まらない。

　１２月中大漁続きだったスケソ漁。
あまりに獲れ過ぎ年間のノルマを達成してしまったらしく、昨日急きょ切り上げになりました。

例年は２月中まで漁が出来たのにこんなに早く終わるのは前例がなく、
来年の事もあり漁師さんは死活問題らしいのです。

船主会はもっと漁が出来るように陳情に上京しました。
私的にはシバレル時期前に終わったのは嬉しいけど。

漁が終わった途端のこの寒さ。
家がなかなか暖まらないといっても、

朝は日が昇ってから起きられて幸せ！
夜更かしも出来るぞ～！

お正月に少しお肉の付いた私、これから相当節制しないとならないのに…
時間がある分、自信がない・・・

拍子抜け、

１月６日（日）時々


早朝は５時から浜でスケソ外しの丘周り。

年末年始でなまった身体を新年の潮風で清めました。
今朝も凍ばれた～～！

大漁とも言えないが新年の初漁には丁度いい漁模様
初仕事は５時間でまあまあの調子でした。

浜で会社の専務に会ったけど何も言われないノでなんか拍子抜け・・・
　怒鳴られたり、注意されたり、指図されたりしないと・・・（慣れって恐ろしい）

まずは、
明日は会社の初出勤。
新年は上手くやるぞ～～

頑張った甲斐がありました

１２月２９日（土）


携帯もoffにしてぐっすりと朝寝しました。
８時頃までウトウトまどろんでいる時にチャイムの連打が・・・

な～に～・・・
人がせっかくいい気分でいるのに・・・
だあ～～～れ～～

急いでパジャマにの上に上着を羽織って玄関に駆け付ける。
「どちら様？」
「〇○です」
船主さん、私が丘周りをしている船主さんでした。


朝早くに１２月分の賃金を持って来てくれたのです。
ご丁寧にタラコのお土産付きでした。

眠気もすっかり抜け封筒に入っている１２月分の賃金を開いてみると、
なんと！多いこと！

先月の倍は優にあった。
眠気はすっかりと吹っ飛んでおまけに昨日までの疲れも吹っ飛んでしましました
朝早くから寒い浜で頑張ったかいがあったというものでした。

昨日の給料と年末手当と言い今日は丘周りの賃金まで頂いて急に金持ちになった気分。

さあて、今晩は美味しい物でも食べようか
美味しい物でも飲もうか

大漁！

１２月１８日（火）


疲れた～～～・・・
大漁、大漁、大漁！

連日大漁！
１回で積み切れず２回魚場に行く程の大漁。

今日は２時から１４時まで丘周り。
・・・疲れました、私ってこんなに働く人だった？

もう、休みます

海難事故発生

１２月１３日（木）


時化を予想して網を入れて来なかったとかで午前３時に電話がありました。
入港は１時間後の４時です。

丘周りで朝早いのは慣れているが３時はちょっと早過ぎ。
ねむい・・・

無理やりにでもお腹に何か入れて行かないと力が出ません。
３時過ぎの明太子茶漬けは味わいも何もなくただ、ただ、流し込むだけ。

車のエンジンを掛けに外に出ると、あったかい！と思わせるような空気で夜明けの寒さが感じられない。
これなら４時入港でも浜でも寒くはないだろう。

　浜に着くや否や、海難事故の情報が入って来ました。
スケソ網の漁船が沈没したと言うのです。

不幸中の幸いで乗組員は救出されたとの事。

アカ（水）が入っての沈没らしいがなんともお粗末・・・
漁船、漁をする者にとっては基本中の基本の点検なのだが・・・
どこかに亀裂や穴が出来たのかも知れないが板こ一枚地獄とはよく言った物
沈没した船主さんは身の安全が第一のことは当たり前だが、この大漁のさなか財産を失ってしまってこらからどうするのだろう・・・

人の事とは言え身に詰まされます。

各船団は救助に奔走で１時間くらい遅く入港し結局いつもと同じ時間になりました。
待機時間は船主さん持ちだそうで・・・

大きなお世話だけど・・・

１１月１７日（土）後


２日間大漁が続いてちょっと疲れました。
それでも欲との道連れで大漁の時は疲れても嬉しいものです。

１日で１００万円以上の水揚げ・・・
船主さんのふところの事なのに漁のトン数が多くなると我が身の様に計算をしてしまうのは私だけ？

大きなお世話だけど、１日でひゃくまん円だよ！　\1,000,000・・・だよ！
ゼロが六つも付いているんだよ。
　しかも、たった１日で。
・・・水揚げだけを考える安易な私


ところが・・・今、
明日は時化が予想されるので休みになると連絡が入りました。
折角の大漁も時化で中断で他人の取らぬ狸の皮算用でした。


今日は娘が病院に行ってくれているので私は早めに温泉に行って来ました。
丘周りで疲れた身には温泉のお湯が最高です。

ゆっくりと温泉に浸かって暖まったらお約束の泡ぶくが待っています。
まあ、百万円とはいかないけれど今日の時給を考えながらの小さな幸せの１杯です。

浜一番の大漁

１０月２６日（金）


　浜一番の大漁でした。




船主さんの側にある魚の山はまだ半分の量しか映ってません。

みんな黙々と外しています。
私も丘周りの仕事中ですが大漁なので船主さんも機嫌良くカメラに納まってくれました。

この魚の山がいくつあるのか数えませんでしたが一度では上げ切れず外し終わってから２回目を上げたくらいの大漁です

漁の少なかった船の丘周りさんたちが大勢手伝ってくれ思ったより早く外し終わりましたが今日は手首が痛い。

明日も大漁でありますように

素晴らしいキンキン

１０月２４日（水）


昨日はぐったりでした。
３日も止まっていた網にはぐったりしたスケソが大漁でした。
腹の破れているものや骨ガラになったのも多くいつもの倍以上も時間をくってしまいました。
疲れた～～

今朝も大漁ですがギンギンに活きの良いスケソで小気味良いくらいスッポン、スッポンと網から抜けていきます。
こうでなくっちゃ！

だんなさんにと頂きました。


キンキン

２７センチもありました


　さて、この素晴らしいキンキン、どう料理して夫に味わってもらおうかな～

夫の着ていた合羽

１０月１８日（木）


今日もスケソ漁は不漁でした。
丘周りとして浜にいる時間は１時間半くらいですね。

私の推測としては明後日は休みになるでしょう。
な～んて、　いっぱしの事言ってみました。

でも夫も漁模様と天気図を合わせ見ながらそんな事言ってましたっけ。
病院にいてもスケソ漁のことが気になるらしく、
今日は何トンあった？
と聞かれるので私も他人の家の漁高なのに気にしてしまいます

昨年夫にと船主さんに買って頂いた合羽上下も今シーズン前にお返ししたのですが、
今はその合羽は私と同い年らしい新人さんが着ています。

夫よりほっそりしている０さんですが夫の合羽を着ているというだけで親しみが湧いてきます。

昨シーズン、元気でスケソ漁の手伝いをしていた夫を思い出します

スケソ大漁、！

１０月１０日（水）


時化で３日振りのスケソ漁が大漁！
船主の奥さんは常備の丘周りより多く人を集めるのに一苦労です。

　私にもそこが終わってからで良いから来て欲しいと２件から声が掛かりました。
１０時の入札までにはおおよその㌧数を出して置かないとならないからです。

　でも、自分の船が終わると今シーズンから義姉が丘周りを頼まれている船に自然と足が向いてしまいます。
当地ではスケソ漁が始まると健康な老若男女は遊んでいる人はいないくらい声が掛かります。

二人並んでスケソを外すのは２０年ぶり（嫁ぎ先が船主だったので二人共若い時から丘周りをしていた）
並んでスケソを外しているとなんか若い時を思い出して楽しくなちゃいました
昔取った杵柄で義姉も外すの早い！
負けてなるものかと私も必死で外します

大抵は自分の船が終わってから手伝いに行った所では全力を出さないのですが・・・
若かりし時と違ってがむしゃらは無いものの結構むきになってしまいました


明日も大漁だと良いな