葦の呟き

お嬢に翻弄される日常と、時折、自作の絵本を綴ります。

不思議少年とベイビー

2007年03月21日 | ベイビー
すっかり日が長くなったと思ったら、もう春分の日なんですね。
休日日和の中パパは出勤してしまったので、我が家は平日モード。

いつもの公園で、ベイビーは滑り台を登ったり降りたり、
なかなかのゴキゲンモードでした。
公園には小学生のグループがいて
しばらくすると、その中の一人がベイビーに近寄ってきました。

近寄ってきた少年はやたらと「ぱーじょんあっぷ」を連呼しており
ひたすら何かを語っていました。

要約すると、
『パージョンアップ(バージョンアップのつもりだろうけど…)
 するとウルトラマンと一緒に怪獣をやっつけられるから
 君もパージョンアップするんだ!!』
って感じ。

ママもベイビーも、怪獣と闘うつもりはありませんでしたが
ひたすら熱く語る少年を邪険に扱うのも申し訳ないので、とりあえず拝聴しました。
至近距離で語る少年を前に、ベイビーは泣き出すかと思いきや、
うつむき加減でママの手を握ったままじっと話を聞いて(?)いました。
ただ、少し困った様子ではありましたが

正直、ママはちょっとめんどくさいなぁと思っていましたが、
ベイビーの困惑した様子は少し面白かったです

やがてベイビーが控えめに「でぅ~ん」(滑り台に行きたい)と言ってくれたので
「じゃあ兄ちゃんが連れて行ってあげるよ」
と言う少年に丁寧に断りを入れて、ようやくベイビーは開放されました。


それにしても、
ベイビーが「知らない人に対してとる態度」の基準はよくわかりません。

随分人見知りがマシになったとはいえ、
しばらく後に滑り台で遊んでいるときにやってきた、
見知らぬ家族連れのパパさんを見て泣いてたし。
そのパパさんは何もしてないのにね~

ベイビーにとって「泣く」対象はよくわからないけれど、
興味を示すタイプは少~しずつわかってきました。

 『自分よりも高度に動き回ることができて
 いきなり馴れ馴れしく近づいてこないタイプ』


少し恥ずかしがりやな年上が好みなようです