葦の呟き

お嬢に翻弄される日常と、時折、自作の絵本を綴ります。

フウセンカズラの芽

2012年10月24日 | お嬢
2~3週間前、
学校帰りにお嬢がフウセンカズラの種を拾ってきました。

ハート模様のあの種、
お嬢の心をわしづかみにしたようです。

お嬢はその種をさっそくガレージ横の土に埋めていました。

一応言ったんだよ。
春に蒔くんだよって。
でもね、お嬢の伝家の宝刀、

「いーじゃんべつに」

に一蹴されました。


まぁ芽は出ないだろうって思っていたら、
なんという発芽率でしょう、
ポコポコと芽が出てきちゃいました



フウセンカズラの発芽って初めて見たんだけど、
大豆みたいな形の中からこのくしゃっとした葉っぱが出てくる感じが
なんとも可愛くてうれしくなっちゃいました。

でもね、
フウセンカズラは寒さの弱いの。
秋の日差しに騙されてせっかく発芽したものの、
この先どんどん寒くなっていくと
大きくなれずに枯れちゃうんだろうな

枯れたのを目にしたとき、
お嬢は

『種には蒔き時ってものがある』

ってことを学ぶんでしょう。(・・・学んでくれ!)


なんて話を友人としていたら、
後日、友人が庭でとれたフウセンカズラの種をくれました

「こんなにたくさんいただいちゃっていいのかしら!」

って言ったのは、お嬢です

いただいた種は、ちゃんと春に蒔きたいと思います。


それにしても、
これだけ発芽率がいいってことは、
自然に落ちた種はどんどん発芽してるってこと?!
それはちょっと切ないなぁ。
土の上に落ちただけならいいのかしら。
埋めなきゃいい?!
あぁ植物ってわからないことだらけ