葦の呟き

お嬢に翻弄される日常と、時折、自作の絵本を綴ります。

(絵本)コブタクンと魔女の実 [10/15]

2007年03月08日 | 絵本「コブタクンと魔女の実」
翌朝 コブタクンはまたまた魔女の庭に行きました。

おや どうしたんだい?

昨日 魔女の実を食べさせてくれたお礼をしようと思って。

お礼?

毎日ここにいるのって飽きないかい?今日はボクがここの番をしてあげるよ。さぁ たまには自由に飛んでおいでよ。

バンノトリは少し悩んでいましたが、コブタクンの勢いにおされてとうとう羽を広げました。

いいかい 魔女の実はひとつしか食べちゃダメだよ!!


(絵本)コブタクンと魔女の実 [9/15]

2007年03月08日 | 絵本「コブタクンと魔女の実」
家に帰ってもコブタクンは魔女の実を忘れることができません。
遠くに見える魔女の木から甘くやさしい歌声が聞こえてくるようです。


どうしてひとつだけなんて言うんだろう。
あんなにたくさんあるのに。
やっぱり魔女はイジワルだ。


コブタクンは
眠ることすらできませんでした。


(絵本)コブタクンと魔女の実 [7/15]

2007年03月07日 | 絵本「コブタクンと魔女の実」
魔女の実は真っ赤に熟れてどの実も楽しそうに笑っています。
庭中に魔女の実の甘い香りがただよい、楽しげな歌声がやさしく響いていました。


ねぇ お願い。ひとつだけ 食べさせて。

すると驚いたことにバンノトリは言いました


あぁかまわないよ。
そのかわり ひとつだけだよ。
一日にそれいじょう食べると とんでもないことになるからね。


(絵本)コブタクンと魔女の実 [5/15]

2007年03月06日 | 絵本「コブタクンと魔女の実」
家に帰っても コブタクンは魔女の実が気になって仕方ありません。

どんな味がするんだろう…
考えれば考えるほどますます魔女の実を食べたくなっていました。

魔女の実なんてほしがっちゃいけないよ
おいしいなんて ウソなんだから
だまされちゃいけないよ
あれを食べるととんでもないことになるんだよ


ママの声もコブタクンには届いていないようです。

(絵本)コブタクンと魔女の実 [4/15]

2007年03月05日 | 絵本「コブタクンと魔女の実」
ある日 コブタクンは思い切って魔女の庭に行ってみました。

毎日ながめていたコブタクンは、朝と夜いがいは ここにバンノトリしかいないことを知っています。


お客なんて久しぶりだねぇ

ねぇ これは何の木?

これは魔女がそだてた魔女の木さ
年に一度、気が向いたときに魔女の実をつけるのさ
昔は有名な話だったんだけどねぇ
いまどきの子は知らないのかい


おいしい?

おいしいなんてもんじゃないさ
一度食べたらやめられなくなるくらいのうまさだよ
この実が真っ赤に笑い出したら食べごろさ
あぁまちどおしい


(絵本)コブタクンと魔女の実 [3/15]

2007年03月04日 | 絵本「コブタクンと魔女の実」
魔女の庭には
魔女の実がなる 魔女の木がありました。
実がなるのは 年に一度。
それは魔女だけの 魔法の実。
一度食べればやめられない 魔法の実。


魔女はイジワルだ。
おいしいものをひとりじめしている。

コブタクンは 魔女の庭を見ながら 毎日そう思っていました。

(絵本)コブタクンと魔女の実 [表紙]

2007年03月03日 | 絵本「コブタクンと魔女の実」
久しぶりに絵本です。
時間がかかったわりに大作かといえばそうでもないのが悲しいところですが
ようやく完成しました

出来上がった原画をスキャナーで取り込むと、見事に淡い青色がとんでしまってショックでした。
予想はしていたけれど、まさかここまで完全に消えるとはね
軽く塗り足しましたが、それでもなんとなく白っぽいなぁ。。。

反抗期ですか?!

2007年03月02日 | ベイビー
最近ベイビーは「いや~だ!」を覚えました

たいていのことは、「じゃー好きにすれば」って感じでかわしますが
放っておくわけにもいかないことがひとつ。

それは、おむつ交換拒否

ある日突然嫌がるようになりました

百歩譲っておしっこだけなら目をつぶろう。
最近の紙おむつは性能が良いのでそう簡単にかぶれたりしないし。
ズボンを脱いだら「重みで半ケツなっとーやん!!」ってこともまぁ目をつぶろう。

でもね、うんちは替えさせて!!!

「ち!ち!」とうんちしたことをアピールするくせに、
オムツをちらつかせると「いや~だ!!」と逃げるベイビー
「パンパとって」(←我が家では現在パ●パース使用)
って言っただけで、逃げる

はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ


もしかしてベイビー、経済的なことを心配してくれてるんですか?
ベイビーに心配されるほど困ってないっすよ?!
この攻防、いつまで続くんでしょうか…