表現59)We see eye to eye on this issue.(この件については同じ意見だね)
この表現と同じような日本語の表現は、そう…物事を同じ目線で見る…かな?ということは、まあ、「同意する」「意見が一致する」ということでいいかな。eye to eyeというのは、「目と目があう」「目の高さが同じ」という意味です。to の使い方は説明しにくいですが、ある物とある物が同じレベル(高さ)にあること(その関係)を示す、くらいに覚えておいてください。今回の表現は、二人(we)が、ある件(issue)について(on)は、「目線を同じ高さにおいて」(eye to eye)見る(see)わけですから、その全体の意味は、「(私達は)この件については同じ意見だね」となるわけです。
では、他の「X to X」(ある物とある物が同じレベル(高さ)にある)パターンの表現を見てみましょう。まず、shoulder to shoulderから。肩と肩が同じ位置にあるということで、「肩を並べて」→「協力して」「一緒に」みたいな意味になります。次にface to face。わかりますよね?そうです。「直面して」「向かい合って」というイメージ(意味)ですね。え?もうわかったって?いいでしょう!では、head to headはどういう意味?ハイ!考えて、考えて…。
いいかな、もう?では答えです。さっきと同じ考え方でいくと、「頭と頭が同じ位置にある」、そんな状態を示すわけですよね。顔と顔ではなくて、頭と頭ですから、同じ位置にもってくるとなると、二人がお互い下を向いて頭を突き合わせるようにしなければならない。そう、角のある動物同士(闘牛かな?)が喧嘩をしている姿を想像するといいですね。イメージ沸きました?そうです。対決していて、お互い一歩も引かないって感じですよね。
ですから、head to head は、「面と向かって(~する)」とか、「接戦の、一対一の(対決)」といった意味になります。あ、同じような意味で、neck to neck というのもありますよ。これは競馬を想像すると簡単にイメージが湧くと思います。よく、「首の差」って言いません?つまり、neck to neckは、「わずかの差で」とか「ほぼ互角で」という意味になるわけです。「X to X」のパターンはもっとありますので、一度辞書でチェックしてみてくださいね。あ!基本は身体の一部ですよ。もうわかっていると思いますが…。
では、今回の表現の確認です。どんな会話の中で出て来るか…Here you go!
(Anne and Steve are discussing a class project on gasoline price)
Steve: Anne. What do you think of the current price of gas?
(アン。現在のガソリンの値段、どう思う?)
Anne: Well, I think it's pretty expensive. But I think it's good for us.
(そうねぇ、結構高いと思うけど…でも、私達にとってはいいことだと思うわ)
Steve: Why? People are suffering from it a lot.
(何で?みんなすっごく困ってるじゃない)
Anne: I know. But, because of that, they drive much less and that's good for the environment.
(それはわかってるわ。でも、そのおかげでみんな、かなりドライブしなくなったわけでしょ。それは環境にいいことだもの)
Steve: I'm glad to hear that. We see eye to eye on this issue. The environment is the most important issue in the world right now. Right?
(よかった、それを聞いて。この件については同じ意見だね。環境が今世界で最も重要な問題だからね。だろ?)
Anne: The most important? We don't see eye to eye on that point, I'm afraid.
(もっとも重要?その点については同じ意見じゃないわね、残念ながら。)
Steve: Ah, okay. Well, it doesn't matter whether it is the most important or not. Let's continue…
(あぁ、そうなんだ。まあ、それがもっとも重要かどうかはいいとして。続けようか…)
議論というのは、そう簡単にはまとまりませんよね。結局誰かが強いリーダーシップを発揮してまとめていく。上の場合、どちらがリーダーシップを取るかは歴然のようですね。でしょ?「We see eye to eye on that one.」ですよね~。Okay. That's all for now, folks. See you in the next story. Goodbye! Nao
この表現と同じような日本語の表現は、そう…物事を同じ目線で見る…かな?ということは、まあ、「同意する」「意見が一致する」ということでいいかな。eye to eyeというのは、「目と目があう」「目の高さが同じ」という意味です。to の使い方は説明しにくいですが、ある物とある物が同じレベル(高さ)にあること(その関係)を示す、くらいに覚えておいてください。今回の表現は、二人(we)が、ある件(issue)について(on)は、「目線を同じ高さにおいて」(eye to eye)見る(see)わけですから、その全体の意味は、「(私達は)この件については同じ意見だね」となるわけです。
では、他の「X to X」(ある物とある物が同じレベル(高さ)にある)パターンの表現を見てみましょう。まず、shoulder to shoulderから。肩と肩が同じ位置にあるということで、「肩を並べて」→「協力して」「一緒に」みたいな意味になります。次にface to face。わかりますよね?そうです。「直面して」「向かい合って」というイメージ(意味)ですね。え?もうわかったって?いいでしょう!では、head to headはどういう意味?ハイ!考えて、考えて…。
いいかな、もう?では答えです。さっきと同じ考え方でいくと、「頭と頭が同じ位置にある」、そんな状態を示すわけですよね。顔と顔ではなくて、頭と頭ですから、同じ位置にもってくるとなると、二人がお互い下を向いて頭を突き合わせるようにしなければならない。そう、角のある動物同士(闘牛かな?)が喧嘩をしている姿を想像するといいですね。イメージ沸きました?そうです。対決していて、お互い一歩も引かないって感じですよね。
ですから、head to head は、「面と向かって(~する)」とか、「接戦の、一対一の(対決)」といった意味になります。あ、同じような意味で、neck to neck というのもありますよ。これは競馬を想像すると簡単にイメージが湧くと思います。よく、「首の差」って言いません?つまり、neck to neckは、「わずかの差で」とか「ほぼ互角で」という意味になるわけです。「X to X」のパターンはもっとありますので、一度辞書でチェックしてみてくださいね。あ!基本は身体の一部ですよ。もうわかっていると思いますが…。
では、今回の表現の確認です。どんな会話の中で出て来るか…Here you go!
(Anne and Steve are discussing a class project on gasoline price)
Steve: Anne. What do you think of the current price of gas?
(アン。現在のガソリンの値段、どう思う?)
Anne: Well, I think it's pretty expensive. But I think it's good for us.
(そうねぇ、結構高いと思うけど…でも、私達にとってはいいことだと思うわ)
Steve: Why? People are suffering from it a lot.
(何で?みんなすっごく困ってるじゃない)
Anne: I know. But, because of that, they drive much less and that's good for the environment.
(それはわかってるわ。でも、そのおかげでみんな、かなりドライブしなくなったわけでしょ。それは環境にいいことだもの)
Steve: I'm glad to hear that. We see eye to eye on this issue. The environment is the most important issue in the world right now. Right?
(よかった、それを聞いて。この件については同じ意見だね。環境が今世界で最も重要な問題だからね。だろ?)
Anne: The most important? We don't see eye to eye on that point, I'm afraid.
(もっとも重要?その点については同じ意見じゃないわね、残念ながら。)
Steve: Ah, okay. Well, it doesn't matter whether it is the most important or not. Let's continue…
(あぁ、そうなんだ。まあ、それがもっとも重要かどうかはいいとして。続けようか…)
議論というのは、そう簡単にはまとまりませんよね。結局誰かが強いリーダーシップを発揮してまとめていく。上の場合、どちらがリーダーシップを取るかは歴然のようですね。でしょ?「We see eye to eye on that one.」ですよね~。Okay. That's all for now, folks. See you in the next story. Goodbye! Nao