表現60)I don't want to be a third wheel.(お邪魔虫にはなりたくないもの)
アメリカのテレビドラマを見ていたらこんな表現に出くわしました。会話の文脈から意味はわかりましたが、「あぁ、そんな言い方するんだ~」と、新しい表現との遭遇に新鮮さを感じた次第です。僕もアメリカ生活は長かったですが、この表現を学ぶような状況は…なかったですね~。もしあったら、この表現を学習していたかも…。ということで、今回の表現は、僕自身は使ったことがないものですが、皆さんがいつそんな状況に置かれないとも限らないので、取り上げることにしました。知っていて損は無いですよね。
さて、なぜ三番目の車輪(a third wheel)が「お邪魔虫」になるのか?わかります?では、自転車のことを考えてみましょう。自転車の車輪はいくつあります?もちろん、2つですよね~(普通のはね)。で、もう一つ車輪を付けたらどうなります?「ていうか、それって意味ないですよね。だって、自転車はニ輪でスムースに動くようになっているわけだから、もう一つなんていらないし、無理やり付けても役に立つわけないでしょ」
(ピンポン!)はい、おっしゃる通りです。ということで、三番目の車輪(a third wheel)は、「役立たず」「余計な人」→「お邪魔虫」となるわけです(どうでしよ、これで?)。使う状況は皆さんの想像通りです。自分がその状況に置かれた時に「よし、ここだな」とタイミングを測って使ってみてください。あ、逆にそう言われたら、もちろん、「あ、大丈夫、大丈夫。気にしなくていいよ」とかなんとか言って、大人のところを見せてくださいね。そうじゃなければ、「いや、そんなことないけど…あっ、そう~、気を遣わせるのも悪いし、じゃあ、またね」とか言って、その場をうまく切り抜けてくださいね。え、そんな時の英語ですか?次の会話を読めばわかってもらえると思いますよ。Okay. Here you go!
(at an Italian restaurant)
Ellen: Oh, hi, Jane. Are you alone?
(あ、ジェーンじゃないの。一人?)
Jane: Yeah.
(まあね)
Ellen: You look terrible. What happened?
(ひどい顔してるわね。どうしたの?)
Jane: I made a big mistake on the job.
(仕事で大失敗してね…)
Ellen: Well, no one is perfect.
(まあ、完ぺきな人なんていないわよ)
Jane: Are you meeting someone?
(誰かと待ち合わせ?)
Ellen: Yes. Jim is coming very soon. Why don't we eat together?
(そう。ジムがもうすぐ来るの。一緒に食事しない?)
Jane: No. I don't want to be a third wheel.
(いいわ。お邪魔虫にはなりたくないもの)
Ellen: What are you talking about? That's okay. Don't worry about it.
(何言ってるのよ。いいわよ。そんなこと心配しないで)
Jane: Are you sure?
(ほんとに?)
Ellen: Of course. Jim will be happy to see you.
(もちろんよ。ジムもあなたに会えてうれしいはずよ)
Jane: Well, then. Thanks.
(そう~じゃあ、ありがとう)
とまあ、相手を気遣う大人の対応が上の会話ですね。え?やっぱり二人がいいので、そこを何とかしたいってですか?しょうがないですね~。では、その場合の英語を考えてみましょう。上の会話を巻き戻して、「一緒に食事しない」のところから…。
Ellen: Yes. Jim is coming very soon. Why don't we eat together?
(そう。ジムがもうすぐ来るの。一緒に食事しない?)
Jane: No. I don't want to be a third wheel.
(いいわ。お邪魔虫にはなりたくないもの)
Ellen: No, that's all right. But, I don't want to make you feel bad about it. So, I'll see you later, then.
(そんなこと、いいのよ。だけど、あなたの気を悪くさせたくもないしね~。じゃあ、また後でね)
とまあ、こんな具合ですかね。もちろん、他にもいろいろな言い方があるでしょうけどね。ともかく、今回の表現は、「お邪魔虫(邪魔者)になりたくない」と言いたい時に使う言い回し…I don't want to be a third wheel.…でした。なかなか面白い表現でしょ。日本語にはないですね、この発想。では今回はこの辺で。See you in the next story, guys. Goodbye for now. Nao
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アメリカのテレビドラマを見ていたらこんな表現に出くわしました。会話の文脈から意味はわかりましたが、「あぁ、そんな言い方するんだ~」と、新しい表現との遭遇に新鮮さを感じた次第です。僕もアメリカ生活は長かったですが、この表現を学ぶような状況は…なかったですね~。もしあったら、この表現を学習していたかも…。ということで、今回の表現は、僕自身は使ったことがないものですが、皆さんがいつそんな状況に置かれないとも限らないので、取り上げることにしました。知っていて損は無いですよね。
さて、なぜ三番目の車輪(a third wheel)が「お邪魔虫」になるのか?わかります?では、自転車のことを考えてみましょう。自転車の車輪はいくつあります?もちろん、2つですよね~(普通のはね)。で、もう一つ車輪を付けたらどうなります?「ていうか、それって意味ないですよね。だって、自転車はニ輪でスムースに動くようになっているわけだから、もう一つなんていらないし、無理やり付けても役に立つわけないでしょ」
(ピンポン!)はい、おっしゃる通りです。ということで、三番目の車輪(a third wheel)は、「役立たず」「余計な人」→「お邪魔虫」となるわけです(どうでしよ、これで?)。使う状況は皆さんの想像通りです。自分がその状況に置かれた時に「よし、ここだな」とタイミングを測って使ってみてください。あ、逆にそう言われたら、もちろん、「あ、大丈夫、大丈夫。気にしなくていいよ」とかなんとか言って、大人のところを見せてくださいね。そうじゃなければ、「いや、そんなことないけど…あっ、そう~、気を遣わせるのも悪いし、じゃあ、またね」とか言って、その場をうまく切り抜けてくださいね。え、そんな時の英語ですか?次の会話を読めばわかってもらえると思いますよ。Okay. Here you go!
(at an Italian restaurant)
Ellen: Oh, hi, Jane. Are you alone?
(あ、ジェーンじゃないの。一人?)
Jane: Yeah.
(まあね)
Ellen: You look terrible. What happened?
(ひどい顔してるわね。どうしたの?)
Jane: I made a big mistake on the job.
(仕事で大失敗してね…)
Ellen: Well, no one is perfect.
(まあ、完ぺきな人なんていないわよ)
Jane: Are you meeting someone?
(誰かと待ち合わせ?)
Ellen: Yes. Jim is coming very soon. Why don't we eat together?
(そう。ジムがもうすぐ来るの。一緒に食事しない?)
Jane: No. I don't want to be a third wheel.
(いいわ。お邪魔虫にはなりたくないもの)
Ellen: What are you talking about? That's okay. Don't worry about it.
(何言ってるのよ。いいわよ。そんなこと心配しないで)
Jane: Are you sure?
(ほんとに?)
Ellen: Of course. Jim will be happy to see you.
(もちろんよ。ジムもあなたに会えてうれしいはずよ)
Jane: Well, then. Thanks.
(そう~じゃあ、ありがとう)
とまあ、相手を気遣う大人の対応が上の会話ですね。え?やっぱり二人がいいので、そこを何とかしたいってですか?しょうがないですね~。では、その場合の英語を考えてみましょう。上の会話を巻き戻して、「一緒に食事しない」のところから…。
Ellen: Yes. Jim is coming very soon. Why don't we eat together?
(そう。ジムがもうすぐ来るの。一緒に食事しない?)
Jane: No. I don't want to be a third wheel.
(いいわ。お邪魔虫にはなりたくないもの)
Ellen: No, that's all right. But, I don't want to make you feel bad about it. So, I'll see you later, then.
(そんなこと、いいのよ。だけど、あなたの気を悪くさせたくもないしね~。じゃあ、また後でね)
とまあ、こんな具合ですかね。もちろん、他にもいろいろな言い方があるでしょうけどね。ともかく、今回の表現は、「お邪魔虫(邪魔者)になりたくない」と言いたい時に使う言い回し…I don't want to be a third wheel.…でした。なかなか面白い表現でしょ。日本語にはないですね、この発想。では今回はこの辺で。See you in the next story, guys. Goodbye for now. Nao