先日の上海散財日は、なんとプレミアGから
『オ昼ゴハンハ、私ゴチソーシマス。好キナモノナンデモ、食ベルドーゾ』
という、優しいお言葉。
ということで、上海地下鉄の人民広場駅の駅チカで食事です。
あっ、地下鉄の方が地下だから『駅ウエ』かぁ?
でもどこも、めちゃ混み。
ふと見ると、正面に『味千垃面』。空席もチラホラ。
私としては、あまり豚骨は好きではないのですが、
『ここにしよう』ということで、入りました。
おごってもらいました。(はずかし)
その味千らーめん、今、
らーめんの豚骨スープが、店ごとに豚骨を煮出して作ったものではなく、
工場で作った濃縮スープペーストをお湯に溶かして出していた、
と大々的に報道され、「だまされた」などと中国で大騒ぎになっています。
さらにスープのカルシウムが、「牛乳の4倍」などと宣伝していたけど、
実際はそれほど入っていなかったと調査されてもいて、
ホームページで謝罪するまでになっています。
株価も香港市場で4割以上下落するとともに、
8万人の94%が「もう味千には食べに行かない」と回答したというインターネット調査も
発表されています。
だから、お昼時なのに空席があったのでしょうか?
スープが工場製だったのをリークしたのが同業他社らしいけれでも、
よく考えてみれば、全国展開するチェーン店が、
しかもラーメンのスープという心臓部をそれぞれのお店で作らせれば、
特にこの国では、とても同じもの(味)ができるわけがなく、
その意味では、品質重視だったことが今回の騒ぎで分かったんじゃないでしょうか
最近、食の安全に関するニュースに事欠かないこの国で
『最も安全なのが味千らーめんだ!』
って、宣伝したらいいんじゃないでしょうか。
がんばれ、味千!