『4州トップ、R国への併合正式申請』のニュース。
記事によると
R国・タス通信などによると、U国東・南部4州の親露派トップが、
「住民投票」でR国への併合賛成が多数だったとして露大統領に併合を公式に申請した。
露大統領は30日にもR国への併合を宣言する。
露前大統領も併合を歓迎した上で、併合する地域が攻撃された場合に「核兵器使用の権利」を言及し、
U国軍を軍事支援する米欧をけん制した。
「住民投票」でR国への併合賛成が多数だったとして露大統領に併合を公式に申請した。
露大統領は30日にもR国への併合を宣言する。
露前大統領も併合を歓迎した上で、併合する地域が攻撃された場合に「核兵器使用の権利」を言及し、
U国軍を軍事支援する米欧をけん制した。
とのこと。
自国の領土になっちゃえば、そこを攻撃されたら最大限の反撃をするという論理なんですね。
でもその根拠となる『住民投票』の正当性はどうなんでしょう。
別の記事によると、4つの州のR国への併合に賛成した住民の率は、87%から99%だそうだ。
90%以上の州と言うのは、本当にR国の統治に問題があるならあり得るかもしれませんが
そうでなければ住民投票結果としては考えられません。
さらに54%しか占領していない州はこんな大事なことを54%の住民だけで決められるのでしょうか。
やはり率だけでなく、総投票数、総人口などの数値も明らかにすべきでしょう。
さらに、かりにもU国に含まれている州のトップが指導した『住民投票』の結果を
他国のトップに申請するって、ありなのでしょうか。
本来ならば、統治されているU国のトップに『こんな結果がでたから、何とかしてほしい』と
まず相談すべき事項でしょう。
こういうことが、世界でありになってしまったら、
日本でも、日本政府とことごとく争っているO県や、
あまり仲の良くないS県、
とんでもない政策を打ち出しているM市などが、
住民投票してその結果が出たときに・・・日本から・・・
なんてこともあり得てしまいます。
しかも、それらの自治体が頼りにする国が、
軍事的に優位な国だったならば・・・
怖い怖い・・・
R国とU国の紛争。
最近、当時者の否決権の行使でとみにその機能が弱まっているUNですが、
きちんと関与してより良い方向に導いてほしいものです。
もしくは、改革を待つのではなく、
今こそ新しい組織(NUN)の発足が必要なのかもしれない。
【訂正】記事に書かれていた数字を読み間違えていましたので、訂正と修正しました。
申し訳ありませんでした。
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