今日は夏休みの最終日。そして夏休みで一番ピアノに触った日でありました。一昨日は触ったもののでかけたので時間は短かったし、昨日は東京都内のダムにでかけてまったく触らずでした。夏休みに入る前はしっかり練習したいと思っていたのにです。ピアノの練習について「一日弾かないと・・・」というような脅しの言葉が子供に向けられることがありますが、そのような言葉がひょいひょいと浮かんできました。精神衛生上悪いです。(確かにピアノには継続練習が欠かせませんが、「一日弾かないと・・・」というようなことは当たらないそうです。集中力が大切です。)
お相手はリスト様。よちよち譜読み段階。表現の「ひ」もない段階です。指を広げたりリズムがややこしかったりポリフォニックだらけになっていたりダイナミックな和声になっていたりと、リストらしく思えるところがいろいろとありました。先日の記事で書いた指の開き方なんかまだかわいいものです。本当に練習者泣かせの作曲家でありますが、そのために聴きごたえのある音楽になっているのも事実なので、ついていけるところまでついていきたいと思いました。しかしですね。9度以上開いてポリフォニックなところって、どうやって弾くのだろうとやっぱり思います。そのような曲もさらりと弾いている子供たちもいるのですから、本当にたいしたものだと思います。
片手づつ練習してきた曲に向き合って、弾けるようになるまで〇時間、しかも気持ち悪い状態です。片手と両手でゆっくりゆっくり練習してなんとか弾けるようになった感じです。譜読みの遅さも感じます。しかしやったという達成感はありました。日頃からこのように練習していればいいんですよね、ようし、と思ったのでした。