8月1日久しぶりに更新してから、あっという間にお盆も過ぎ、半月がたっていた。その間、帰省はしなかったものの、バロックダンスの実践、友人のコンサート、面白いレトロ記念館の訪問、関東在住で富山出身の友人との久しぶりの再会、そして部屋の片づけなど、いろいろあった。部屋の片づけは、ずっとなんとかせねばと思っていた懸念事項、よくこんなものまで持っていたと思えるものばかり、こんなものを溜めこんでいるから片付かないのだと思い容赦なく燃えるごみ行きへ。部屋の片づけをすると、片付け以上に、今まで歩んできた軌跡をしみじみと思い出したりして、心の整理になるものだと思った。そしてこのお盆休みの間にうんと進めておこうと思っていたはずの色鉛筆の絵は、結局2枚下絵だけ描いた。これから色付けだ。
図書館で借り、今読んでいる本は二冊。仰木日向著まつだひかりイラスト『作曲少女 平凡な私が14日間で曲を作れるようになった話』と、池辺晋一郎著『モーツァルトの音符たち』。なんとか読み終えた『作曲少女』は、自分の軸を見つけたいと思ったごく普通の少女が同級生の作曲家のプロの少女から作曲法を教わる話。理論よりもまず作る、という考え方とともに、「自分の好きなもので周りを囲み、何で感動したか自分の気持ちをはっきりとさせるのが大切という考え方と、「耳コピ」と「作曲家の作った曲をまねること」の大切さを説いているところが、目から鱗が落ちる内容で、それだけでこの本に出逢ってよかったと思った。
『モーツァルトの音符たち』は読み始めたところ、ドミソだけであれだけ多彩な音楽を数多く作っているということへの驚きと、交響曲41番ジュピターのからくりの所まで読んだのだが、楽譜による実例を挙げながら解説していて、非常に面白い好著だと思った。本を開いてその楽譜のところを指で触れたら音楽が流れたらもっと読みやすいだろうな、と、どうしようもなくわがままな発想も浮かんでしまったのだけど。。。。