ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

つづきの絵本屋

2017-03-04 21:00:21 | アート・文化

今日、倉敷の絵本専門のお店「つづきの絵本屋」へ行ってきました。ここ、ずーっと行きたかったんです。駅の北側の住宅地をてくてくと歩くと、白い壁と木が優しい雰囲気のエントランスが出迎えてくれました。
写真からではよくわからないと思いますが、多角形の形をした小さな塔のような形になっていて、中を埋めつくしているのは、色鮮やかな絵本の世界!
        
   こんな感じにレイアウトされています。この様子を見て、何か思い当たりません?  そう、図書館の児童書コーナーです。
それというのも、オーナーの都築さん(これが、店名の由来でもあるのだとか。でも、店内の隅には、柏葉幸子の「つづきの図書館」の本も飾られていて、私が「あっ、やっぱりこの本のタイトルからとったのですね?」と話しかけたところ、「この本、大好きなんです」とのお答えが返ってきました)は、小学校や大学の司書も勤められていたのだとか…。

こんな風に、木に囲まれた中に、楽しい本がいっぱいに並べられているのを見たら、誰だって幸せ気分になるはず。 同じく絵本好きの母との間で、会話が盛り上がっていました。


     
紅茶の資格も持っているという、都築さんの淹れられる紅茶と手作りのお菓子を楽しむこともできます。もちろん、わたし達もいただきました!
 紅茶は、ノーベル賞の晩餐会で振舞われるという、北欧製のお茶で、華やかなフルーツと花の香りが素晴らしい一品。(紅茶を上手に淹れるって、難しいです。だから、美味しい紅茶の巡り合うと、うれしいのであります)   お菓子は「大人のためのフルーツスコーン」という名前ですが、その通り、甘酸っぱいフルーツの合い間に、複雑なスパイスの味わいがして、これも美味しい!

また、ぜひ来たいお店。お気に入りの空間がまた一つ増えました。

p.s本をひろげて、美味しいお茶とお菓子を楽しむ――これにまさる楽しみは、そうそうないような気がするなあ。
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ノエル通信

2017-03-04 20:41:47 | ノエル
     
毎度おなじみ、「アトリエ・ドゥ・ノエル」のノエルです。

相変わらず、わんぱくといいたいのですが、おとついの夕方、散歩へ行こうとしたところ、気にかかる変化が……。

その日は雨が降りそうだったので、傘を持っていこうと思い、上の物干し台にひっかけていたのを取りあげようとしました。ところが、その時ノエルが、ひどくおびえたのです。
もう一方の手でリードを持っていたのですが、目をパチパチしばたき、しきりに後ずさりしようとする――傘で殴られるとでも思ったのでしょうか?

でも、一度も(誓って)そんなことしてないし、今までが「怖がる」なんてことがなかった子。子供の頃や1~2歳の頃など、いたずらざかりで、飛びかかってくるばかりしたもの。そのたびに、怒って、(時には)パチンと叩いてやったりしたもんですが、それも平気のヘ~ザだったものであります――それなのに、この様子は…?

そういえば、昨年の秋、獣医へ連れていった時、獣医さんや待合室のお客さんたちに、喜んでとびついていくのはいつも通りだったのだけど、診察室でぶっとい注射を打たれた時、おびえて悲鳴をあげましたっけ。そんなことも、今まで一度もなかったことです。

100ワットの💡電球のように明るく、ものを怖がるなんてことはみじんもない(ただし、仲間の犬に対しては、別)犬だと思っていたのですが、年を取るとともに「世の中には、怖いことがあるんだ」ということがわかってきたのかもしれません。

人間だって、子供の頃は大胆に、恐れを知らずにふるまえたけれど、大人になると不安がいろいろあるものね。 
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