ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

ある日の日記

2017-03-16 22:32:27 | ある日の日記
いつものように、7時過ぎ目覚める。それから、ノエルの散歩へ行った後、お墓掃除に。

年に4回あるお墓掃除――もう慣れっこになっていて、ペットボトルに入れた水や、雑巾、ほうき、供えるお花などを持って、出かける。
お墓って、一人で行くには、イヤだけど、たいてい近所の方が自分の家のお墓掃除に来られていて、山の雑木林の中に一人ぼっちということはないのだ。


冬の間につもった落ち葉を掃きながら、思い出していたのは何年も前、二十代の頃4年ほど習っていた茶道の先生に、ここで出会ったこと。
先生の家ももとは、この一帯にあったとかで、ご家族と掃除に見えられていたのだが、本当に十五年ぶりくらいの再会だったな。

しばらくお話して楽しかったのだけれど、「もう引退したいんだけど、生徒さんがやめたらぼけますよ、と言って引退させてくれないの。だから、今は家で少し教えているだけ」とおっしゃっていたっけ。
今も、元気でいらっしゃったらうれしいのだけど。


帰宅して、昼食はラーメンを食べに車で。 一度も行ったことのないお店だけど、割引券が新聞にはさまれていたのでごわす。
お店は大きいし、結構新しいし、お客さんはいっぱい――だから、期待もスゴ~ク高まっていたのだけど、まあ美味しくないったらない……ラーメンもギョーザも、粗いとしかいいようのない味!
こんなまずいところに、客が押し寄せてきて、うれしそうに食べている不思議。ああ、世の中、わからんことが多すぎる。