ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

ジャクリーン・ケネディ

2013-07-31 20:46:52 | アート・文化

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私はジャクリーン・ケネディの顔が好きである。えらの張ったやや四角い感じのする顔に、目と目の間が離れているのが、印象的。この人は、オードリー・ヘプバーンと並んで20世紀を代表するファッショナブルな女性と言われたのだけれど、個人的にはジャクリーンのファッションセンスの方が素敵と思わせられる。

生前は、その生き方を含めて、さまざまな話題を提供したが、かなり複雑な人だったのではと思う。インタビューにも答えることも、本を出版することなどもなく、かたく沈黙を守り続けた。大統領夫人だった時も含めて、オナシスと結婚してからは、その天文学的数字にのぼるショッピングに憂きみを費やし、利己的に自己愛にのみ、生きた人だったのだろうか?

伝記を読んでも、そこには載っていなかったから、どこで知ったのかはさだかでないのだが、ジャクリーンが少女時代に書いたという詩を、読んだことがある。心に深く余韻が残るような、透明なものだったと思う。こんな詩が書ける人が、地位や名声に固執するだけの世俗的人間だったとは思われない。若い頃の彼女を知っていたある人は、「私が知りうる限り、もっとも複雑な内面を持つファーストレディーでした」と言っている。

やっぱり60年代のファッションは素敵ですね。イブ・サンローランやヘプバーンなど、伝説的なファッションのイコンが登場した時も、この頃。

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