大阪まで、「貴婦人と一角獣」展を観に行きました。上の写真2枚は、美術館の入り口のところですが、ここにも、「貴婦人と・・・」のモティーフが使われ、気のきいたプレゼンテーションになってます。
館内に入ると、ほの暗い空間に、「貴婦人と一角獣」シリーズ6枚のタペストリーが堂々と展示され、「圧巻!」としかいいようのない素晴らしさ。1500年頃制作されたと考えられているのだそうですが、中世って、こんな典雅な美を生んだのですねえ。これは、パリのクリュニー中世美術館の至宝と言われ、以前、ニューヨークのメトロポリタン美術館に貸し出された以外、フランスから出たことはないといわれるもの。だから、今日本で観ることができるというのは、とても素晴らしいことなのです。
私も、このタペストリーには憧れていて、パリに行った時も観たかったのですが、時間がなくフォンテーヌブロー城の売店で、なぜか売っていた「貴婦人と・・・」の紙ばさみを買ってあきらめた思い出があります。だから、ここで観ることができて、感激もひとしお。
そして、ミュージアムショップで、ご覧のように図録だけでなく色々買いこんでしまいました。母の友人の方から頂いた、「貴婦人と・・・」のカードに書かれた手紙も大事にとってるほど。私の、このタペストリーへの憧れはやみそうにありません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます