レンズ面で複雑に反射を繰り返した光が、はっきりと画像として写ったものを
ゴーストと言うらしい。
オリンパスの12-100ミリレンズはとても便利で写りも良いのですが
ゴーストが出やすい。
撮影中は気付かないというか、私には見えにくいのです。
帰ってきてパソコンで見て初めて気付くのです。
ゴーストが入っても、その場所や色や大きさで気にならない時は
そのままにしています。
今回は画像の右上に青いゴーストが入ってしまいました。

画像全体を自動補正して、手動で少し補正する。

ゴースト部分を少し拡大します。

ゴーストの部分をブラシを使って赤く選択する。
選択された部分の色温度や露出を変えて彩度を下げると

まあ、こんな感じになりました。

薄い空色が残っていますが、プリントすると白飛びしてしまいます。
こんな時は「段階フィルター」を使います。
斜めに置きます。

露出とハイライトを下げて、コントラストを少しつけました。
これでプリントすれば空の色が出ます。
この「段階フィルター」は他にも色々と使えます。
色温度を変え、オレンジで着色すれば、昼間の熊本城が夕焼けに変わります。
嗚呼、おそろしい、、、、

もう少し修正部分の露出調整をした方が、、、まあいいか。
これで完成です(^^;)
櫨方(はぜかた)三階櫓台石垣と小天守

棒庵坂から撮影