日曜日のゴルフの帰り
取引先を接待ゴルフでプレーして、
帰りに食事をして帰ることになった
社長からは前からゴルフに行ったら帰りに鰻を食べに行こうかと言われていた
『東谷山 うなぎ 八勝』
こんな住宅街にこんな鰻屋があるのか?というような場所
今年の土用の丑の日は7月27日ではあるが、
ひと月以上早く鰻を食べる事になるとは…
大好きな鰻を、しかも名古屋の鰻を食べられるのは嬉しい^_^
このお店はかなり有名な鰻屋とのことで、
店主は名古屋の鰻の老舗である『蓬莱軒』で修行を積まれたらしい
名古屋で『蓬莱軒』言えば、ひつまぶしの元祖とも言われているお店
諸説あるらしいが、蓬莱軒といば昇のどちらかが元祖だと言われている
別にどちらが元祖などオヤジには関係ない
美味ければそれで良し!
その蓬莱軒より美味いと評判なお店らしいとは、
蓬莱軒の店主が言っているとか?いないとか?
社長が事前に6時半で予約しておいてくれた
まずは、鰻屋なら鰻巻き卵
ふわっふわの厚焼き玉子の中に贅沢に細かく切った鰻入り
これ、絶品!(^^)v
次に、大きな蛸の唐揚げ
大きな吸盤が付いた大ダコの味付け唐揚げで、
ポン酢に付けて食べるのも美味しい
メインの鰻は、やっぱり蓬莱軒で修行された店主なら『ひつまぶし』でしよ!と注文
見た目で蓬莱軒のひつまぶしを思い出した
まずは、シャモジて四当分に割って一膳ずつ
一膳目は、普通に鰻とご飯をよそって…
やっぱり名古屋の鰻の皮がパリッとした食感が美味い!
さらに、甘辛のお店自慢の鰻のタレが絶妙に美味しい
タレだけでご飯三杯は食べられそう(^^;
二膳目は、ネギと海苔の薬味を乗せて…
これも一味変わって美味しい
三膳目は、薬味とワサビをひとつまみ乗せて、
ダシ汁を上から掛けて鰻茶漬けで…
やっぱり、これが一番美味いかもしれない
四膳目は、お好きな食べ方で…
やはりここは鰻茶漬けにして〆た
鰻屋には必ず山椒がテーブルに置いてある
実はこの山椒には誤解される話があるとか…
本来はウナギの臭みを消すために山椒を振って食べるための物
しかし、関東では臭み消しにとわざわざ蒸す
それに山椒を振って食べるとはさらに臭みがあるという事になってしまう…
いつの間にか山椒を振って食べるのが習慣になってしまっているが、
美味しい鰻屋の鰻はウナギの臭さなどまったくしない
それだけ良いウナギを仕入れて手間をかけてある証拠
それに山椒を振って食べるとは、
その店の店主を愚弄しているかのようだ
また関東の蒸す習慣は、関東のウナギが臭かったからである説が強い
利根川などの大きな川で獲れたウナギは大川で育ったために運動量が少ない
そんな運動量の少ないウナギは太っていて臭みも強い
でも、それは昔の話であって、
今の養殖技術なら蒸す必要などないはず
それを昔からウナギは蒸すものと決めつけているのが残念…
そんな臭みのあるウナギを使うから蒸す習慣が出来た説がある
せっかくのウナギの旨味を蒸して消してしまっている調理法がさらに残念…
旨味の抜けた蒸した鰻が美味いと言うのはいかがなものか?