素晴らしい夢(目標)を持ちたければ。
・ 恋人のことを思うと、2人の夢ができる
・ 配偶者のためを思うと、夫婦の夢ができる
・ 親のことを思うと、親を幸せにする夢ができる
・ 家族のためを思うと、家族の為の夢ができる
・ お客様の為を思うと、お客様を喜ばせる夢ができる
・ チームの為を思うと、チーム目標と言う夢ができる
・ 日本の為と思うと、日本をよくする夢ができる
・ 地球の為と思うと、地球をよくする夢ができる
愛し合う恋人の間に、小さくても将来の夢が芽生えるのは、相手を思う愛があるからだ。
愛は扁桃核を「快」にし、脳に肯定的な未来をイメージさせる。
しかし恋が冷め、自己中心的なものの考え方や感じ方が復活すると、相手のことを思えなくなり、そうなると夢も一緒にしぼんでいく。
未来も消えてしまう。
失恋に痛手から人が自殺することがあるのは、思う相手がいなくなり、突然未来が奪われるからだ。
なぜ一人では夢が持てないのか。
人は理屈脳(大脳新皮質)でなく、感情脳(大脳辺縁系)で夢を見ているからだ。
感情脳に愛があり、扁桃核が「快」になっている時は、ワクワクするような楽しい未来をイメージできる。
ところが、自分ひとりだけになると、分離不安という人類に共通のトラウマが頭をもたげてくる。
扁桃核が「不快」に転じ、自己防衛的になるので、マイナス思考、マイナスイメージ、マイナス感情になって夢が消えてしまう。
だからマイナス感情の夢、マイナスイメージの目標など、そもそも撞着語法―「甘くない砂糖」とか「温かくないお湯」と同じ撞着語法であり、何処にも存在しない。
夢を持つ秘訣は、自分以外の人の幸せを思う心である。