啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ニホンズイセン」

2016-12-10 11:28:49 | 庭の花木
 「ニホンズイセン」  ヒガンバナ科
 冬枯れの庭に、霜で白く覆われている朝が数日続いたが、今朝は穏やか。しかし、今どきは、風が強く吹き、風花が飛んできそうな空模様。西の彼方では、雪化粧した浅間山が美しい姿を見せている。こんな風景を眺めると、いよいよ本格的な冬の到来かと、心が引き締まる。11月中旬あたりから、喪中のはがきが届いている。ほんの数年前、サークルのOB会で再会したその方も、あちらへ旅立ったと知らせを受けた。私が入部するとき、強く勧誘してくださった方で、厳しかったけれど、誠実で優しく、思い出深い存在。お蔭で、楽しく、夢のようなきらめきの時間を過ごせたと感謝している。時をさかのぼるチケットがあれば・・もっと話せたのにと、今ではせつなく残念で悲しい。
 中央に盃の形をした黄色い花びら、その周りに6枚の白い花びら、ニホンズイセンが咲きだしました。顔を近づけると、かぐわしい香りが漂う。1本の茎から数本の花径が伸びる。蕾のうちは真っ直ぐなのだが、それが伸びきると、横を向いて咲く。それぞれの花には、咲く時期があるけれど、寒い冬に咲いている姿はいじらしい。県の花になっている、福井県の越前海岸では、もう咲いているだろうか?
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