啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「春は名のみ」

2019-03-08 17:32:02 | その他
 「オキナグサ」  キンポウゲ科
 ”春に3日の晴れなし”というが、3日どころか2日も晴れない。今日は雲が多く、さす光は弱い。さらに風も冷たく、まさに春は名のみ。春を感じる時・・植物の芽吹き、タンポポやつくし、陽の長さ、空気の暖かさ・・・そうそう、花粉症もその仲間に入るかも知れない。そして、陽の光。それは明るく、その光のまぶしさの中に、ウキウキ、ワクワク感さえある。光の春を期待したいところだ。
 開花が少し早い感があるが、うつむいて咲いているオキナグサ。花が終わると、タネに白く長い毛をつけ、それを老人の白髪に見立て、オキナグサ(翁草)と呼ばれている。夫は、ヒゲじいさんと呼んでいたが、彼の出身地では、親しみを込めて、そのように呼んでいるのかもしれない。
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