毒蛇ハブ退治用にとインドからマングース21匹を沖縄本島に持ち込んだのが1888年だそうだ。ハブ毒を消す血清がなく、噛まれると死亡するケースが多く、ハブの被害は深刻だったので天敵として輸入した。結果はハブを取るより、ニワトリ、アヒル、野鳥などを襲って、別の被害に悩まされる結果となった。マングースにしてみれば、何も苦労してハブを捕食しなくも放し飼いのニワトリなど手近の生き物を捕まえれば楽だ。マングースにハブだけ捕食しろと教育するのは土台無理だ。ヤンバルクイナまで被害に出て来てしまった。ハブ対マングースの見世物は動物愛護から中止された。国はマングースを1頭残らず駆除する方針で年間数千頭駆除されているようだ。さて森本防衛相を散々非難していた沖縄選出、国民新党の下地が郵政改革・防災相になれた。どこから見ても大臣になれる玉じゃないのが、なれちゃった。汚沢等の離党で民主党議員数が減ったので、より高く売ろうとソロバン勘定しているのが小判鮫・国民新党だ。6人で大臣1人に政務官を3人分捕った。いよいよハブ対マングースの一騎打ちが閣議で始まる。下地が沖縄の市町村長と森本防衛相に会った際、「あなたの評価は鳩山より悪い」と真っ向から斬り付けた。「鳩山はどうしたら沖縄県民の負担を軽減出来るのかの視点だった」「あなたはどうしたら沖縄に負担を押し付けるかというものだ」森本は沖縄の思いを少しも感じない冷淡なロボットだと思う。安全保障論だけ考える評論家や学者だからこのような防衛相にしかならない。バネッタ長官の部下の森本副長官といったようだ。野田総理は早く更迭しないと自らの政治生命を削っていくことになる。ざっとこんな調子で反森本節を呻っている男だ。その下地がどれ程沖縄で人望があるのだろうか。土建屋の副社長の男だ。膨大な基地予算のお蔭でおいしい思いをしていただろう。クーデターで党首のカミツキ亀井の寝首を掻いた男だ。油断も隙もない。写真は横浜初入港のコスタ・ビクトリア号75.166t(イタリア)