キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

ノダイコよ 『オレオレ詐欺』と 何処違う 

2012-10-21 07:55:49 | Weblog

3年前の衆院選挙ではインチキマニフェストの疑似針を撒いて全国の有権者がまんまと騙されて食い付き、散々酷い目に遭って懲りている。それなのに民主党の御家芸『疑似針』で釣る手練手管に安倍自民党総裁、石破幹事長、山口公明党代表、井上幹事長がまたまた騙され釣られてしまうという、情けないお話になった。まともなら眉に唾を塗って臨む相手だろう。8月の3党首会談、8月8日の野田首相が谷垣自民党総裁との会談で約束した「近いうちに国民に信を問う」も、その後の行動を見れば『疑似針』だった。鬼オコゼ干物の輿石が持ち前の悪智慧で書いた脚本通りになっている。3党幹事長会談でオコゼが、『近いうちに国民に信を問う』とした8月の3党首合意について、「首相も『重く受け止める』だけでは野党の同意を得られないと判っている。党首会談で首相から新しい具体的な提案もあるのではないか」述べたのに対して石破、井上両氏は解散時期について「年内だと明言して欲しい」と要求。「解散は総理の専権事項で、私は知る由もない」と蹴った。そして開かれた3党首会談は40分で決裂したのは当然だろう。野党側は具体的とは解散時期のことだろうと解釈していた。一方野田、輿石が気を持たせた具体的提案とは①赤字国債の特例公債法案②衆参両院の『1票の格差』是正③社会保障制度国民会議の設置などだった。自公の期待と野田側の提案は完全に食い違っていた。会談後、安倍氏は「失望した」山口氏は「約束してから2ヶ月以上経っている。国民をバカにした話だ」と怒りに震えていた。野田政権は『獅子身中の虫』を抱えており、解散がチラチラすると党内野党となって汚沢の生活第一と連携して、野田内閣打倒に向かうだろう。田中経醜法相が己の醜聞を野党からの追求を避けて病院に逃げ込んでしまった。内憂外患、満身創痍、瀕死の重傷だ、オコゼがどう足掻こうが、どう解散引き伸ばしを図ろうが起死回生は不可能だろう。決められぬ政治の解消には『解散・総選挙』以外にないだろう。野田最高指揮官が観艦式の訓示で自衛隊員に求めた3つの内の一つに『果敢に行動する勇気』があった。これこそ野田首相に求められることではないか。ノダイコが『オレオレ詐欺』顔負けのセリフでは、どうにも話にならぬ。勇気を国民に求めるなら、先ず己が実行するのが人の道だろう。