民主党代表海江田センセイ『一年経って成果が出なかったら代表を辞める』と言明した。一年経過しても党勢回復はならず、世論調査でも5~6%と共産党といい勝負の低空飛行が続いている。一年前の言辞を翻して代表に居直ってしまった。公約をハイカラぶってマニフェストなる横文字にして、あれもやります、これもします、無料にします、お金を差し上げます。と痒い所に手が届く、夢のような公約だった。建前は公正中立な素晴らしいメディア共から狂気な応援を受けて、御期待通り政権の座に付いたが結果は全国民を騙す大詐欺集団政党だった。こんな党だから代表交代の約束を反故にする事など朝飯前だ。その海江田が党内に巣食う社会党の残党、労組上がりの神輿に乗って左翼に引き摺られて進んでいる。今月になっては民主党執行部が『集団的自衛権行使 容認できません!』と書いた、のぼり旗を900本作成して、全国の県連に配ったそうだ。党見解では将来的には行使容認もありうる立場を無視しての行動だ。党内反対勢力もからきし意気地がなく代表交代騒ぎも竜頭蛇尾に終わった。集団的自衛権行使容認を巡っては党内に賛否両論があって、曖昧な表現で当座を凌いでいた。それが左翼の傀儡になった海江田は行使反対に舵を切ってしまった。党役員の中には「党内議論もなく、知らされていなかった」という。いよいよ海江田執行部は左に進むようだ。漢籍に薀蓄がある海江田先生”前車の覆るは後車の戒め” 漢書・(賈誼伝)にある『前車覆、後車戒』のことだ。社会党から社民党に党名は変わり党の進行方向は左に、左に進んで、共産党も顔負けする程の左寄り、日教組(日狂祖)を筆頭にして労組、過激派上がりの極左分子に牛耳られ衰微の一途を辿ったのは周知の通り。現在の民主党は社民党の轍を踏んでいるのは一目瞭然。これでは党勢回復など夢のまた夢、画に描いた餅だ。なァ海江田君『論語読みの論語知らず』と見るが如何だろうか。 『大男総身に智慧が廻りかね』 英語では”Big head, little wit." 写真は高原の池、下は初雪草