ももさくら組白州キャンプ報告その2~さくら組の試練~

2012年09月21日 | 保育(お泊まり・キャンプ)
    (夜は自分たちで建てたテントの中でぐっすり

 いろんな活動を経てきたさくら組・・・

    ですが・・

 先生としてはもっと自分の意見をみんなに伝えて、話し合いをしてほしいな・・と思っていました

    なので・・

 今回のキャンプには「困った状況」が起こることになっていたのです

 (テントを協力して作ります)

 2日目の朝・・

 さくら組の先生の姿が見えません・・

 「買い物に行ったんじゃないの」なんて言っている子
 先生の顔が見えなくてちょっと心配になる子

 どうするともなく時間だけが過ぎていきます

 もも組さんはもうみんなで朝食を食べています

 他の先生に声を掛けられてやっと準備を始めたさくら組

 やることが決まるとはやいはやい・・
自分たちでおにぎりをどんどん作り始めます

「○○ちゃんは ごまなしのおにぎりが好きだよ」なんて声を掛け合っています

 (天気には恵まれました)

おにぎりも食べ終わったし・・・

    さぁ・・どうしようか

 話し合いはなかなかまとまらず・・何となく先生を探すことになったのですが・・

 虫取りをしてみたり・・

 追いかけっこをしてみたり・・

 先生はいつ見つけてくれるかとやきもき・・

ヒントをいっぱい出して やっと先生を発見

 (みんなで協力)

 夕食作りが始まります

     先生からの指示はありません・・みんな どうするかな

 軍手・長袖・長ズボンの用意はばっちり みんなかまどの前に集合します



     そのあとがなかなか進まない・・

 やっと動き始めたと思ったら・・4つのかまどで火おこしが始まりました



火おこしはお手の物・・見事に火が付きどんどん火の手が大きくなります

  「う~ん・・薪ばっか減っていくけど大丈夫かな・・」

 しばらくして やっと飯盒をとりに行ったり野菜切りが始まりました

飯盒はすずめの園庭で何度もやっているはずなのに・・・

 お米を手ですくって測ってみたり・・

  「ここで声をかけちゃダメ ぐっと我慢・・」

 子ども達が自分たちで気付いていくのをギリギリまで待つ先生・・

  始まってしまえば手慣れたものです

 さくら組なってから一緒にいろいろな経験を積んできたと思っていたけど・・・
       私の声かけが多くて、子ども達をひっぱって来ちゃったかな・・

いままでの言葉がけを反省する先生・・

 先生にとっても試練のキャンプだったようです

 やっぱりキャンプファイヤーは盛り上がります

 キャンプ後のさくら組・・・

   子ども達が自分の言葉で話しはじめるのを待ってみたり・
   話し合いの場面を作ってみたり・・・

そんな中で、先生は手ごたえを感じてきているようです

今までまいてきた種が少しずつ芽を出してきたかな

運動会・・発表会・・まだまだいろんな活動が目白押し!!


 さくら組のみんなが 

  自分の言葉で自分の気持ちを言ったり、友達のことを考えたり・・

  生きる力が育った「すずめの子」になってほしい

       先生の挑戦も続きます