冬の森の手入れ
冬の森の手入れは、枝や葉っぱを拾い集め、地面の日当たりをよくし、春に花を咲かせるお手伝いをします。また集めて積んだ落ち葉は昆虫のすみかになるそうです。森林インストラクターの方から説明を受け森の中へ出発です。
寒く小雨も降る中での活動でしたが、子ども達は元気いっぱい枝集めのお仕事です。集めた枝や葉っぱで、皆で巨大な恐竜の巣作りをしました。枝で円を作り、中に大量の落ち葉を敷き詰めて完成です。ふかふかの落ち葉に寝転んだり、葉っぱを空に放って雨のように降らせたりと、子どもたちは(一部の大人も!)おおはしゃぎでした。
巣作りの次は森の宝物探しです。葉も草も枯れて静かに見えますが、冬の森にも生き物の痕跡がいっぱい。冬芽や木の実、キノコ、ノウサギのフン、みのむし、カマキリの卵、クサイ虫、意外にセミの脱け殻がまだ残っていたり・・・。子ども達は生き生きと宝探しをし、拾えるものは拾って次々と袋の中に入れていきました。そして森を抜けた所で、根を張ったドングリをスコップで掘りました。根っこの長さに皆びっくり。これは後で小さな鉢に入れ、土をかぶせて周りに苔を植えてミニ盆栽にしました。うまく芽がでますように。(勝手に森の植物を持ち帰ることはできません)
森の手入れの最後は、ラーバン千葉ネットワークの方々が用意してくださった具沢山豚汁と、持参したおにぎりで皆でお昼ご飯です。たくさん動いてたくさん食べて、大満足の冬の森でした。
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