ミュージカル鑑賞「小さい“つ”が消えた日」イッツフォーリーズ
五十音村の文字たちに、音にならない文字なんて必要ないと、笑われた小さい“つ”。「僕は大切でない」と思い、村を出ていきます。けれども小さい“つ”が姿を消した村はおかしなことに。弁護士が「うったえますか?うったえませんか?」と言おうとすると「歌えますか?歌えませんか?」となってしまい、お相撲でも「はけよい、のこたのこた」など、日本語は大混乱! ようやく小さい“つ”が、この世のどの存在にも劣ることなく重要だということに気づく物語です。
「みんな大事、みんな必要なんだよ」とても大切だけど、なかなか伝えられない言葉だとおもいます。毎日に怒ってばかりだけど、君のことが好きだよ・・・そんな気持ちにさせてくれる物語でした。子どもとの帰り道、小さい「つ」がなくなったら大変な言葉ゲームをしながら帰りました。
舞台の色々な場所に引き出しや扉があり、50音村の住人が次々にでてきて、びっくりしました。人形達もみんな個性的で可愛かったです。5人のキャストで沢山の役をこなしていたのに、一人一人話し方も仕草も違い、何人もの役者さんがいるようで素晴らしかったです。
最後に「こねっとむら」の子ども達として、子どもネット八千代の子ども達が舞台にあがり一緒に歌って踊っている姿は、とても楽しそうで可愛かったです。劇やミュージカルに、あんな風に参加できたら素敵だと思いました。
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