野の花を見ながらゴミ拾い
主催:亀成川を愛する会
今開発が進んでいる、牧の原地区の住宅造成地の歩道から、関係者しか入る事のできない林へ。ここは、亀成川を愛する会が自然保護の為、市から許可を得て借りてこられた林です。
今回は、薬草に詳しい日本大学の先生が同行し、薬草を発見する度に詳しい説明をしてくださいました。この林には「アカメガシワ」という植物がたくさん生えていました。花のように赤く色づいて見えるのは、葉の表面を覆っている毛で、こすると毛が取れて緑色の葉が現れます。蜜腺があり、アリが蜜を吸いに来るそうです。第一三共製薬が「アカメガシワエキス」を使った薬を出しているそうで、薬草だそうです。
他にも、抜いても抜いてもすぐ生えてくる「セイタカアワダチソウ」(ひとり10本抜いてきました)や、その密林の中にそっと生えていた珍しい「翁草(おきなぐさ)」を発見しました。葉っぱと疑似化している蝶の幼虫(近くで見ても分からないほど)や、造成中の土の上を歩く動物の足跡などを観察しながら、ほとんど落ちていないゴミ拾いをました。
亀成川を愛する会の活動の上で、造成する前にあったはらっぱの一部を、造成した小高い土の山にそのまま移動させて、植物が広がっていくようにしてもらったそうです。今はまだきれいな四角形の形の草地ですが自然の繁殖力で広がっていくのが楽しみです。造成中の土地なのでゴミはまだ少なく動物もまだいるようですが、完成後もゴミのない街にしていけたらいいなと思いました。
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