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草加市が5月29日に「ひとり親世帯」へ3万円支給-臨時議会で可決

2020年05月18日 | 市政・議会・活動など
5月18日の草加市議会臨時会で、市長から「ひとり親家庭等緊急生活支援給付金」が提案され、全会一致で可決しました。

新型コロナウイルス感染症による経済的な影響を受けているひとり親家庭の生活を支援するため、「児童扶養手当」の受給世帯に、通常の手当てとは別に、草加市独自で一律3万円が支給されます。事業費は5227万2千円(給付額4800万円+事務経費427万2千円)です。
以下、斉藤ゆうじ議員が会派を代表しておこなった議案質疑の主な答弁要旨です。

①対象
2020年4月分の児童扶養手当受給者1600世帯を対象に、申請不要で5月29日に支給予定。
※ただし、生活保護を受給している方は対象外となってしまいました。
※児童扶養手当を受給していない方でも、3月31日までに児童扶養手当の受給申請をしたものの不足書類等がある方は、不足書類を提出し受給要件が確認できれば支給対象になります。

②3万円の根拠
1世帯3万円の根拠は、草加市の児童扶養手当給付における対象児童あたりの平均支給額と、県内自治体の事例を勘案して3万円にした。また、今回はひとり親家庭の生活を緊急的に支援する考えから、現在の児童扶養手当の支給対象である世帯単位で、一律の金額で支給することとした。

③支給対象者へのお知らせ
市のホームページでの事業周知に加えて、給付金の振込み前に、支給対象者に対して案内チラシを郵送予定。

④県内他自治体での同様の取り組み
(5月15日時点で各自治体のホームページより確認できた分として)蕨、熊谷、新座、戸田、志木、北本、鴻巣、行田、白岡、久喜市で同様の取り組みを実施。
・10市のうち4市では、草加市と同様に児童扶養手当の受給者1世帯あたり3万円支給。
・3市では、児童扶養手当受給者に児童1人あたり2万円支給(うち1市では市内商店共通商品券を配布)。
・3市では児童扶養手当受給者に児童1人あたり3万円支給。

⑤今回の給付金は1回限りか、今後も支給するのか
今回は、今現在生活に困っているひとり親等へ早急に給付金を届ることを第一に考えて実施することにした。なお、国による子ども1人に対し一律1万円を支給する「子育て世帯臨時特別給付金」や、市民1人あたり10万円を支給する「特別定額給付金」等などの給付事業もあり、さらに、今回の市独自の給付金とは別に、国によるひとり親家庭等を支援する給付金事業を創設する動きも報道されている。そのため、今後の国などを見据えながら、必要な対応を図ってまいる。

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