草加市の共産党員14人が連名で、志位和夫・日本共産党中央委員長に「埼玉県草加3市議と中嶋束(前市委員長)除籍についての再調査のお願い」という文書を送ったところ、党中央書記局からありえない返書が届いたようです。
↓中央書記局からの返書がコレ
※個人が特定されないよう名前は塗りつぶしましてあります。
■再調査のお願いは「分派行為」
返書の冒頭(1つ目の赤線)でも書かれていますが、14人の党員の要求は「再調査」です。にもかかわらず、2つ目の赤線部分では「特定の見解を持った人たちが支部の範囲を超えて連名で意見や質問書を作ることは、分派につながるものとして認めていません。」としています。質問に答えるどころか、受け取った文書の存在自体を否定する暴論です。再調査の要求が分派の罪に問われる組織って…これでは、ただの言論弾圧ですよ。
それに、2つ目の赤線部分のルールは、党規約でも一切明記もされていない根拠なしのルールです。例えば市民が立場を超えて連名で市長に要望書を出すような行為、党内では支部を超えるとすべて禁止になったのですね。初耳です。
■個々の質問に答えないから連名文書を出したのに…
14人の党員の方々は、それぞれが個々に志位委員長や党機関に質問書や意見を提出してきたようです。ところが、まともに応じてもらえなかったことから、連名での手紙をそれぞれが提出した経緯があるようです。
3つ目の赤線では「党規約に沿った形で出された個々の方々の質問には、それぞれの党機関が必要に応じて対応することはいうまでもありません。」と述べていますが、個々で質問したらゼロ回答だったから連名で手紙を出した訳です。言うこととやることが滅茶苦茶です。世間では、こういうのを官僚主義、無責任と言います。
■共産党は民主主義を放棄したのか
そもそも、私が党員だった時は、支部や地域を超えて若手同士で一緒に党機関へ意見等をおこなってきました。その意見が褒められ、採用されたことは幾度もありました。見解とは常に「特定」であり、個々の見解を認めることが民主主義の基本です。党機関にとって都合が良い内容かどうかで、自ら設けたルールを捻じ曲げて運用するようでは、政権政党を目指すどころか国民から見透かされるだけです。
ルールを捻じ曲げながら異論を排除し続け、そして14人もの党員の意見をここまで簡単に封殺して、何を守りたいのでしょうか。
党規約で謳われた「民主集中制」の基本、「意見がちがうことによって、組織的な排除をおこなってはならない」の一文が泣いています。
最後に、この返書が理由で離党する方も生じているようです。返書の責任者である小池晃党中央委員会書記局長は、質問者が納得のいく説明をすべきでしょう。
そして、なぜ、志位委員長に出した手紙なのに、志位委員長からの返書でないのか疑問が残ります。
↓関連リンク
佐藤のりかず公式ブログ【共産党中央委員会による議員の不祥事“隠ぺい”問題について(2020年9月23日)】
佐藤のりかず公式ブログ「共産市議団の消滅問題」関連記事の一覧
↓中央書記局からの返書がコレ
※個人が特定されないよう名前は塗りつぶしましてあります。
■再調査のお願いは「分派行為」
返書の冒頭(1つ目の赤線)でも書かれていますが、14人の党員の要求は「再調査」です。にもかかわらず、2つ目の赤線部分では「特定の見解を持った人たちが支部の範囲を超えて連名で意見や質問書を作ることは、分派につながるものとして認めていません。」としています。質問に答えるどころか、受け取った文書の存在自体を否定する暴論です。再調査の要求が分派の罪に問われる組織って…これでは、ただの言論弾圧ですよ。
それに、2つ目の赤線部分のルールは、党規約でも一切明記もされていない根拠なしのルールです。例えば市民が立場を超えて連名で市長に要望書を出すような行為、党内では支部を超えるとすべて禁止になったのですね。初耳です。
■個々の質問に答えないから連名文書を出したのに…
14人の党員の方々は、それぞれが個々に志位委員長や党機関に質問書や意見を提出してきたようです。ところが、まともに応じてもらえなかったことから、連名での手紙をそれぞれが提出した経緯があるようです。
3つ目の赤線では「党規約に沿った形で出された個々の方々の質問には、それぞれの党機関が必要に応じて対応することはいうまでもありません。」と述べていますが、個々で質問したらゼロ回答だったから連名で手紙を出した訳です。言うこととやることが滅茶苦茶です。世間では、こういうのを官僚主義、無責任と言います。
■共産党は民主主義を放棄したのか
そもそも、私が党員だった時は、支部や地域を超えて若手同士で一緒に党機関へ意見等をおこなってきました。その意見が褒められ、採用されたことは幾度もありました。見解とは常に「特定」であり、個々の見解を認めることが民主主義の基本です。党機関にとって都合が良い内容かどうかで、自ら設けたルールを捻じ曲げて運用するようでは、政権政党を目指すどころか国民から見透かされるだけです。
ルールを捻じ曲げながら異論を排除し続け、そして14人もの党員の意見をここまで簡単に封殺して、何を守りたいのでしょうか。
党規約で謳われた「民主集中制」の基本、「意見がちがうことによって、組織的な排除をおこなってはならない」の一文が泣いています。
最後に、この返書が理由で離党する方も生じているようです。返書の責任者である小池晃党中央委員会書記局長は、質問者が納得のいく説明をすべきでしょう。
そして、なぜ、志位委員長に出した手紙なのに、志位委員長からの返書でないのか疑問が残ります。
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佐藤のりかず公式ブログ【共産党中央委員会による議員の不祥事“隠ぺい”問題について(2020年9月23日)】
佐藤のりかず公式ブログ「共産市議団の消滅問題」関連記事の一覧
規約の解釈で、頑張っている人が報われない共産党になってるなー!残念❗11回党大会で指導とは?と宮けんさんが言ってる事にたちかえるべき。そうなれば、官僚主義が入ってくる隙間はないはず。つくづく宮本さんは、組織や人間というものがわかっていたなーとおもう。
そして、個々の質問に答えないから連名文書を出した「ようです」と推測で党攻撃をしていますが、党の書記局は個々の党員の意見や要請には誠実に対応している事実は、あなた自身が昨年12月4日の記事で、その中央の返事を紹介していることからも明白です。「言うこととやることが滅茶苦茶」というのは、あなた自身のことではないですか。
「とくに処分問題の点検に当たっては、先入観にとらわれず、機関及び非処分者の申し立てなどを事実に基づいてそれぞれをつきあわせ、それぞれの側に正してまず事実を明確にすることが特に重要であるという点であります。」
(1970年7月第11回党大会に対する中央委員会報告―宮本顕治書記長)より抜粋
「オレが総理になる」「オレが大臣になる」じゃないんです。共産党の独自の立場はわきにおいてでも、他党の党首を立ててでも、アベ・スガ政権を終わらせて、国民の立場に立つ政権を作るというのです。こういうリーダーを貶めようと「説明せよ」「説明せよ」と叫んでいるどこぞの「副議長」殿の人間の器の小ささにはあきれる以外にありません。
普通なら、党勢ボロボロで、冷戦時代のままの政策(安保廃棄、自衛隊解散)もパッとしないうえに、中国・北朝鮮への評価や付き合い方への抜本的反省とか、するべきことが膨大にあるだろうが、そんなことはしない。なぜなら、それをすれば、未来への展望が開けるどころか、未来のない自分たちの理論・運動の現実を、いやがうえにも自覚しなきゃならないからな。
志位は、頭がいいから、それが見えているだ。考えたくないから、いま目の前の政権奪取騒ぎに自分から没頭しているんだ。それって、形を変えた「自殺」(バンザイ突撃)だぞ。哀れなり。
野党政権だなどと騒いでいるのは「共産党と小沢」だけ。共産党も小沢も、今を逃すとチャンスはない。未来が考えられないことで一致だ。共産が秋波を送る立憲はどうか。党幹部はどうか知らんが、党国会議員は、情勢によっては、国民・維新・小池都知事ら、右側の野党と組む可能性の方が大きいだろう。
いづれにしても、トランプという凶犬がいなくなったから、中国の尖閣脅迫は、異次元の激しさになるのは必定。日米安保・自衛隊政策が、政治の中心課題になるのは火を見るより明らか。誰が好き好んで、現実よりイデオロギー、国民の安全より自分たちの論理整合性(プライド)を優先するような、反省のない、酷い連中(日本共産党)と組むかよ。あ
日本共産党がもはや器ではなく穴あきだらけのザルであったことがわかったじゃないですか。自党の党員の離党すら止められないのに、広く国民から支持をいただくことは難しいのはあなたもわかっているのではないですか。ちなみに佐藤憲和議員は、副議長選挙で他党の支持を得て当選しています。大里陽子議員は白票みたいですが。
いまだに民主主義的中央集権制をとっているからというのがありますよね。民主主義と中央集権制は水と油の論理です。
上から下の組織だけで横のつながりを禁止するような組織は言論弾圧するだけ。異論排除、分派活動禁止、上意下達、所詮共産主義を支持している政党。
プロレタリア独裁、私有財産否定の思想を支持なん
まともな政党ではありませぬ。
下意上達をおやりなさい。