草加八潮消防組合など5消防本部(7市町)は、東埼玉消防指定業務共同運用協議会を立ち上げ消防指令業務の共同運用について協議を進めています。
先日、草加八潮消防組合から同協議会の進捗について報告を受けました。
報告によると、これまでに3回の協議会が行われ、共同の消防指令センターを越谷市(写真参照)に設置し、協議会方式により令和8年度から運用を開始することなど検討されたとのことです。
また、設置する指令台数は、5消防本部の通報件数などから検証した9台での処理が可能とし、今後さらに詳細を検討していくとしています。この点について確認したところ、現状、5消防本部の指令台は合計21台で71人の隊員が配置されているとのことです。あくまでも検討段階とのことですが、共同運用により9台39人まで効率化でき、現場隊員を増やすなどの配置換えも可能となる見込みとのことです。
埼玉県が進めている共同運用。概算費用や負担割合、配置人員、既存システムとの関係、大規模災害時の対応など、まだ検討段階で不確実な部分がたくさんあります。また、あくまでも任意協議会としての検討段階であり、市民にとって本当にプラスとなるのか様々な視点から協議内容を検証していきたいと思います。
⇓予定地を確認してきました。埼玉県立越谷北高等学校の北側(越谷市大字大泊地内)です。
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